海外はユニークなスタイルのオープンカーが数多い
4)ルノー・ウインド
海外のほうがユニークなスタイルが多いが、比較的最近なのがウインド。デルソル的にトランクが開いて、そこに自動でメタルルーフが収まるのだが、ただスライドするのではなく、180度ひっくり返るという荒技だった。
5)シトロエンC3プルリエル
C3はシトロエンのBセグに属するコンパクトカーで、全体のデザインはフランスらしくて、ポップな感じだった。そのオープングレードがプルリエルで、センター部分は通常の電動ソフトトップで、リヤに格納が可能。これだけではユニークでもなんでもないが、サイド部分のフレームを外すとフルオープンになるというギミックがあった。この部分は手動で行ない、なんと外したフレームを積むところは車内にはないので、ガレージに置いておくしかないという、なんともな感じだった。
6)ルノー・カングービボップ
フランス人は日光浴が好きというが、オープンモデルは確かに多い。カングーにもユニークなものがあって、それがビーポップ。前席の頭上はただのガラスルーフで、注目はラゲッジの上。テールゲートのガラスが下がりつつ、ルーフ自体がごっそりと前にスライドして、ラゲッジ部分だけオープンになるという、ピックアップ的なオープンカーと言っていい!?
番外編 ジープなど
ジープやスズキ初代ジムニー、バモスホンダなど、幌を外すと残っているのはフロントガラスだけ。ドアもなくて、真のフルオープンだった。今考えればとてもユニークだし、安全基準的に今後は絶対に出てこないスタイルだ。