忘れると「取り返しがつかない」ダメージになることも! 洗車で忘れがちな「クルマの細部」4選+α (2/2ページ)

形状が複雑な部分や塗装の汚れは定期的に洗いたい

3)ウォッシャーノズルのまわり

 こちらの原因はウォッシャー液で、アルコールが主成分とはいえ、ボンネット上に噴射跡が残ることがある。厳密に言うと、塗装にシミが付いている状態なので、洗車時は重点的にシャンプーをかけ、場合によっては水アカ落としを使って、定期的に取り除いておくようにする。放置してダメージが塗装内部に浸透すると磨いても落ちなくなってしまう。

4)給油口のまわり

 開けられるところはすべて開ける、というのは洗車の鉄則。ドアやボンネット、リヤハッチなどは開けるが、忘れがちなのが給油口。ここもフタを開けて、しっかりと汚れを取り除いておきたい。やっていないクルマを見るとわかるのだが、空力の関係なのか、砂や泥がかなり溜まっていることが多く、放置しているとかなり落としづらくなるし、フタを開けた状態というのは形状が複雑で、溜まった汚れは非常に落としにくい。というか、至難のワザだ。フタを開けて、スポンジでシャンプーをかけて、水で流すだけでいいので、固着する前に落としておこう。

番外 オープンカーの水抜き

 過去モデルも含めて、一部のオープンカーは水抜きの穴が開いていて、そこが詰まってしまうことがある。たとえば現行のロードスターにも車内からアクセルするフィルターが設置されていて、定期的に清掃するように指示がある。過去のクルマで見ていると、水抜きが詰まって水が溢れ出して周囲が腐食することがあるので、注意が必要だ。洗車のついでに見ておこう。


近藤暁史 KONDO AKIHUMI

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フィアット500(ヌウォーバ)/フィアット・プント/その他、バイク6台
趣味
レストア、鉄道模型(9mmナロー)、パンクロック観賞
好きな有名人
遠藤ミチロウ、岡江久美子

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