働くクルマやスポーツモデルはカスタムベース車になりやすい
クルマ好きの人のなかにはより愛車を自分らしくするためにさまざまなカスタムを施している人も少なくない。純正オプションのアルミホイールやエアロパーツといったものから社外品のパーツ類、なかには全塗装やボディ加工などの大掛かりな作業を経てオリジナリティあふれる仕上がりにしている人が多い。
しかし、そのベースとなる車種には一定の偏りが多いようで、カスタム派のユーザーが多いクルマ、少ないクルマがあるように思える。そこで今回はカスタムユーザーが多いクルマを独断と偏見でピックアップしてみた。
1)トヨタ・ハイエース
働くクルマとして圧倒的支持を集めるハイエース。街中で見かけるハイエースの多くは仕事で使われている個体でフルノーマルのものも多く存在しているが、その一方でなにかしらのカスタマイズが施された個体も見る機会が多い。
とくに仕事で使っているにも関わらず、つねにピカピカでパーツも決まっているようなものも少なくなく、ハイエースオーナーは愛車にこだわりがある人が多いようだ。
また、その広い室内空間を生かして趣味の相棒や車中泊の供として活用している人もおり、そういったユーザーもカスタマイズしている率が高い。もちろん、そういったユーザーを満足させるだけの社外パーツがそろっているという点もカスタマイズを行うユーザーの多さに影響を与えているのだろう。
2)スズキ・スイフトスポーツ
もともとスポーツモデルは性能向上を狙ったカスタマイズをされやすい車種ではあるが、スイフトスポーツは走り系ユーザーだけでなく、ドレスアップ派のユーザーからも人気の高いモデルと言える。
スポーツ走行派ユーザーのためにエアロパーツなどもリリースされていてパーツが豊富な点に加え、一時期はJWRCにも参戦していたため、ラリーレプリカ的なカスタマイズも人気が高い。
そして車両価格も比較的安価で、中古車市場には手ごろな価格の個体が多いため、若いユーザーやセカンドカーとして購入する層が多い点もカスタマイズ需要に拍車をかけていると考えられる。