自然体で乗れるクルマが現代デートカーの条件に!
カテゴリー別に見ていくと、まず最新のデートカーとして人気なのは、アウトドアブームの盛り上がりも手伝って、軽クロスオーバーSUV。スズキ・ハスラー、ジムニー、ダイハツ・タフトといったモデルたちです。どれも、雪道やオフロードも安心して走れるので、海へ山へとアクティブに出かけるカップルにぴったりですね。
次に、スーパーハイトワゴン軽も意外やデートカーとして人気。ホンダN-BOXやダイハツ・タントのカスタムデザインなら、見た目に生活臭がなく、ちょっとワルなイメージもあって若者にも似合います。シートアレンジが多彩で広い室内なので、景色のいい場所でシートをフラットにしてゴロゴロしたり、車中泊で星を見たり、ロマンチックな時間が過ごせそうですね。
続いて、ちょっとリッチな若者にはラグジュアリーミニバンもデートカーとして好まれています。トヨタ・アルファード/ヴェルファイア、日産エルグランド、ホンダ・オデッセイといったモデルたちですね。肉厚シートでオットマンが付いていたり、ファーストクラスのような座り心地が2人をリラックスさせてくれます。ハイブリッドモデルもあるので、意外に燃費も悪くないのがいいところ。ただし、あんまり快適におもてなしをしすぎると、昭和の「アッシーくん」のように都合よく送り迎えをさせられてしまうかもしれないので、要注意です。
そして、やっぱり今をときめく憧れのデートカーといえば、プレミアムSUV。とくにトヨタ・ハリアーは、婚活にも威力を発揮するという噂が。なんでも、意中の女性の両親が「ハリアーに乗っているなら娘を預けて安心」だと思うクルマの筆頭に挙がっているそうですよ。
というわけで、デート費用は男性が出すのが当たり前、といった常識も今では薄れているように、昔とはずいぶん「デートカー」に求められる要素も変わりました。男性は無免許で、女性が運転を担当するというカップルも珍しくない時代です。決して無理せず、自然体で乗れるクルマというのも、現代のデートカーの条件かもしれませんね。