女性ならクルマもファッションの一部と捉えるべし! 7つの服の系統別オススメの小型国産車14台 (2/2ページ)

セクシー系女子には小型オープンスポーツ!

4)モード系

 次は、流行をいち早く取り入れるのが好きなモード系ファッション。ハイブランドの洋服を身につける人も多いので、その個性やオーラに負けないクルマに乗りたいものです。そういった意味で、コンパクトカーではトヨタ・ヤリス、軽自動車では日産デイズがオススメ。

 先代よりボディを小さくしてまで、デザインと走りにこだわって開発されたヤリスなら、イケイケなオーラが全身から放たれているようで、モード系ファッションをより引き立ててくれるはず。パワートレインが1リッターと1.5リッターのガソリン、1.5リッターのハイブリッドの3タイプから好みで選べるのもいいですね。

 そしてデイズは、ファッションのトレンドカラーを意識したというように、ボディカラーがほかのクルマにはないような、モダンで個性的なものがたくさん。インテリアも、ブラウンのレザーなどモードでエレガントな雰囲気なものがあるので、運転している間もとても気分がいいのではないでしょうか。また、高速道路でアクセル/ブレーキ/ハンドル操作を制御してくれる「プロパイロット」搭載グレードを選べば、ロングドライブも快適。ドライブ旅行が好きな人にもぴったりのクルマです。

5)ギャル系

 次に、ふわふわ、キラキラ、可愛いものや奇抜なものも積極的に取り入れる、ギャル系ファッション。残念ながらクルマでそこまでぶっ飛んでいるデザインはなかなかないのですが、逆にそうした個性の背景になってくれるような、ボクシーなデザインは相性がいいのではないかと思います。

 そこで、オススメするのはコンパクトカーならトヨタ・ルーミー、軽自動車ならホンダN-BOX。どちらも天井の高い室内に、両側スライドドアを備えているのでファミリーにも使いやすい便利さがありますが、あえてそれに若い女性が乗ると、夢が詰まった宝箱のような、オモチャ満載のトイボックスのような、また違った雰囲気が出てキュートなんです。

 インテリアの飾り甲斐もある広い空間なので、自分の好きなクッションやカーテンなど、コーディネートするのも楽しそうですね。ルーミーは1リッターと1リッターターボ、N-BOXにも0.66リッターの自然吸気とターボエンジンが用意されています。

6)セクシー系

 続いては、ボディラインにピタリとしたファションが多い、セクシー系。ちょっとヨーロッパ的なイメージが似合いそうなので、コンパクトカーならマツダ MAZDA2。そして軽自動車では、乗っている姿や横に立った姿がフィギュアのようになりそうな、オープン2シーターのホンダS660です。

 MAZDA2は、ほかの大きなマツダ車と同じデザインテーマで作られているため、小さなクルマに見えない堂々としたオーラがあるコンパクトカー。ヨーロッパでもすごく人気が高く、モード系のオシャレな人が乗っているのもよく見かけます。インテリアもコンパクトクラスではほかにない、ホワイトレザーを使ったコーディネートなどがあって、レベルの高さが魅力です。

 S660は、大排気量のスーパーカーをそのままギュッと小さな軽自動車サイズに凝縮したような、本格ミドシップスポーツカー。スタイル抜群のセクシー系女子が乗りこなしたら、目を見張るほどサマになること請け合いです。ただ、ミニスカートのときには乗り降りがセクシーになりすぎないよう、ご注意くださいね。

7)フェミニン系

 最後は、リボンやフリル、ピンクや白でお姫様みたいなフェミニン系ファッション。やっぱりそのふんわりとした世界観を崩さないクルマじゃないと、イヤですよね。なのでコンパクトカーならトヨタ・パッソ、軽自動車ならスズキ・ラパンがオススメ。

 パッソはトヨタでいちばん小さなクルマですが、甘えるようにクリンとしたヘッドライトがフェミニンなMODAシリーズと、ややキリリとしたマスクのXシリーズがあります。室内も、可愛さを崩さず収納スペースはたっぷりあって、運転しやすい空間になっています。

 そしてラパンは、フランス語でウサギを意味する車名のとおり、あちこちに可愛さが感じられるデザインが魅力的。エンジンをかけると、目の前の液晶パネルにアニメーションが表示されたり、乗っているうちに発見できる「隠れラパン」がいるという遊び心も楽しいクルマです。

 というわけで、ファションのテイスト別に似合うクルマをご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。クルマは高額な買い物ですし、一度買ったら長く乗るものでもあるので、そんなにすぐにはファッションに合わせて変えられるものではないかもしれませんが、ここに挙げたクルマはレンタカーやカーシェアに設定されているものもたくさんあります。なので、機会を見つけて手軽に試してみてほしいと思います。


まるも亜希子 MARUMO AKIKO

カーライフ・ジャーナリスト/2024-2025日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員

愛車
MINIクロスオーバー/スズキ・ジムニー
趣味
サプライズ、読書、ホームパーティ、神社仏閣めぐり
好きな有名人
松田聖子、原田マハ、チョコレートプラネット

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