楽しいドライブ時ほどやりがちな「ありえないミス」! 意外に多い「人的トラブル」とその対処法5つ (1/2ページ)

周囲に迷惑をかけることなく的確に対処することが重要!

「油断は禁物」という言葉があるように、楽しいドライブの時ほど、浮かれてしまって注意力が散漫になってしまうこと、あるんですよね。いつもならこんなうっかりミス、しないのに〜。と思うようなことを、やらかしてしまうこともあるものです。人間ですから。

 でも大事なのは、そうしたうっかりミスをしてしまった時に、どう的確に対処するか。同乗者や周囲のクルマ、歩行者などになるべく迷惑をかけないよう、安全に確実に対処することが重要です。なので今回は、運転中に困りがちなポイントと、その対処法をご紹介したいと思います。

1)降りるはずのICを通り過ぎてしまった

 まずは、高速道路を走っていて、話に夢中でついつい降りるはずのICを通り過ぎてしまった! 似たような名称の出口で、間違えて降りてしまった! というとき。たまに、バックで本線に戻ろうとしたり、Uターンして逆走するクルマの目撃情報があったりしますが、それは危険なので絶対にNGです。もし降りるはずの出口を通過してしまったら、次のICの料金所へ。この時、ETCを利用している場合でもETCレーンではなく「一般レーン」に進みます。係員に「出口を間違えてしまった」と伝えると、適宜、最適な処理をしてその後の指示をしてくれます。

2)高速道路の通行券を紛失してしまった

 次に、高速道路の通行券を紛失してしまった! という場合です。いつもはETCを利用している人でも、たまにカードを忘れた場合などに一般レーンで通行券を受け取って走行することもありますね。風の強い日に窓を開けた瞬間に飛んでいってしまった、シートの隙間に挟まって取れなくなってしまった、という話も聞きますが、何らかの理由で通行券を紛失してしまったときは、目的地のICの料金所で「一般レーン」へ進みます。係員に紛失した旨を伝えると、安全な場所に駐車するよう指示や誘導があり、事務手続きをする流れになります。

 問題は、自分がどのICから高速道路に入ったのか、それを証明できるかどうかです。IC直前のガソリンスタンドやコンビニ、道の駅などに立ち寄った際のレシートなどがあれば、証明できる可能性が高いでしょう。もし、それが証明できない場合には、原則としてもっとも遠いICからの料金を徴収することになっているそうなので、紛失には十分に注意したいものですね。普段からチケットなどを紛失しがちな人は、同乗者にスマホで通行券の写真を撮っておいてもらうなど、予防策を考える必要がありそうです。


まるも亜希子 MARUMO AKIKO

カーライフ・ジャーナリスト/2024-2025日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員

愛車
MINIクロスオーバー/スズキ・ジムニー
趣味
サプライズ、読書、ホームパーティ、神社仏閣めぐり
好きな有名人
松田聖子、原田マハ、チョコレートプラネット

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