効果以上に体感的な不満が多いのが現状
そして、ユーザー的に不満が多いのは、やはり感覚だろう。再始動を滑らかかつ、すぐにしやすいようにピストン位置まで計算して止めたりするが、それでも多少の振動はある。かかるまでの時間もわずかとはいえ、信号が青になったときにすぐにスタートできないとったことも。
OFFスイッチは付いているので一旦解除はできるが、エンジンを完全に切って、再度スタートさせるとONに戻ってしまうのも、不満が出るポイントだ。
不満などと言ってもどれも細かいもので、積み重なって、要らないんじゃないかという意見になっている気はするのだが、それらに対してメリットが上まわれば不要論も出ないハズ。そこでメリットを考えみると、燃費のためという1点のみと言っても過言ではない。
しかも厳密にいうと、燃費をさらによくするものではなく、エンジンを止めることで現状よりも悪くならないようにするだけのもの。止めることでドンドンと燃費が上がっていけば不満点もクリアできるかもしれないが、メリットとして弱いというのが正直なところ。
そうなると、天秤にかけたりしていろいろと考慮しつつ、コストやユーザーの声も聞くとなると、装着するのをやめるかという結論になっても仕方がないかもしれない。