強烈な個性を醸し出す印象的なリヤデザインも存在!
どうやら2020年は、空前のお尻ブームに突入したようです。美意識の高い女性たちは胸よりお尻に注目し、こぞって美尻トレーニングを始めているんだそう。美尻専門のサロンまであるというんだから、すごいですよね。
じつはクルマも、ヘッドライトだけでなくテールランプにもLEDが使われるようになって、一気にデザイン性がアップ。どんどん美尻度も高まっているんです。女性が理想とするのは、程よくボリューミーで丸みのあるプリッとしたお尻だそうですが、クルマのお尻はいろんな美しさがあって見応えがあるんですよね。今回はそんな、思わず追尾したくなるような美尻カーをご紹介したいと思います。
1)日産フェアレディZ
まずは国産スポーツカー代表の美尻といえば、日産フェレディZでしょう。すでに次期型のプロトタイプが公開されて話題となりましたが、現行モデルもなかなかなんです。ボディの量感を意識して筋肉質なスタイルを追求し、ほかにはないテールランプのブーメラン形が、強烈な個性で目を惹きます。
日本だけでなく、世界中のデザイナーが描いた何枚ものスケッチから、フェアレディZ誕生当時からの基本コンセプトを指す「Z-Ness」と、新たに有機的な色気を与えたという「Newness」をコンセプトにデザインされたと言います。このブーメラン形は、その後の日産車のデザインモチーフとして受け継がれたことからも、Zの美尻度がわかりますね。
2)レクサスLC
もう1台、国産ラグジュアリークーペの美尻代表として挙げたいのは、レクサスLCです。グラマラスで、複雑な造形が絶妙にバランスしていて、とても印象的なリヤビューですね。じつはこのLCの美尻が実現したのは、かなりミラクルが重なったおかげなんだとか。
通常ではゴーサインが出ないようなデザイン案だったにもかかわらず、たまたまプラットフォームのリニューアル時期と重なったために、デザインのために必要な案件をあらかじめ新型プラットフォームに盛り込むことが可能だったというのです。そんな「奇跡のデザイン、奇跡の美尻」がLCなんですね。