前後方向へのはみ出しは車両全長の10%までと決まっている
また、前後方向へのはみ出しは、その車両の全長の10%までと決められている。たとえば、全長が4240mmのトヨタ86であれば、424mmまではみ出すことが可能ということになり、4664mmまでのものであればルーフに積載することが可能となる。逆に言えば、5m級の全長を持つシーカヤックなどはNGというワケだ。
そして最後に横方向へのはみ出しに関してだが、これは1mmでもはみ出るとNGとなる。つまりその車両の全幅以上の幅を持つものは積むことができないということになる。
ということで車体からはみ出してもセーフな範囲をお伝えしたわけだが、合法の範囲内の積載であっても積むものによってはクルマの操縦性が大きく変わることもあるし、しっかり固定されていなければ走行中に落下して他車に多大なる迷惑をかける可能性もある。
そのため、必要なもの以外は極力荷物を減らすというのもアウトドアレジャーを楽しむうえでの必須事項と言えるのかもしれない。