10万km程度では交換が必要になるケースは少ない!
結論から先に言うと、先代プリウス(三代目)くらいの年式からはハイブリッドバッテリーの信頼性も格段に向上しており、10万キロ程度でバッテリーの交換が必要になるケースはほとんどない、というのが実情とのことだった。
そもそもハイブリッドカーのバッテリーは電気自動車のバッテリーとは異なり、バッテリーを限界まで酷使するというシチュエーションが少ないため、バッテリーへの負担が少ない。そのため、劣化のスピードも圧倒的に緩やかというワケだ。
もちろんこれは乗り方によっても変わってくるので、絶対に10万キロ持つというワケではないが、バッテリー交換が必要になるレベルまで劣化するには、15万~20万キロほどの走行距離が必要になるだろうとのことだった。
そしてもし、バッテリー交換が必要な状態になったとしても、現在ではリビルド品が新品の半額程度(プリウスでおよそ7~10万円前後)で購入できるので、バッテリー交換で何十万円もの出費というのはもはや過去のこととなっているようだ。