アクアの基本スペックや特徴、モデルの選び方を徹底解説
圧倒的な燃費性能を誇るコンパクトハイブリッドカー
トヨタ・アクアは2011年に登場した、ハイブリッド専用車だ。ボディタイプは5ナンバーのBセグメントハッチバックとなる。コンパクトカーのハイブリッド車といえばアクアというほど広く浸透し、9年目となる現在までフルモデルチェンジは行われていないが、販売は好調を維持している。
■アクアの基本情報
‐ サイズ
アクアは日本でコンパクトカーと呼ばれるジャンルだ。ボディサイズは。全長4050mm、全幅1695mm、全高1455mmで、日本の都市部に多い立体駐車場にも入るサイズである。ホイールベースは2550mm、トレッドはフロントが1470mm、リヤが1460mmだ。室内寸法に目を向けると、室内長2015mm、室内幅1395mm、室内高が1175mmという大きさ。
‐ カラー
アクアには全部で以下の9色のボディカラーが設定されている。
スーパーホワイトII※1
ホワイトパールクリスタルシャイン
シルバーメタリック※1
セメントグレーメタリック
ブラックマイカ※1
スーパーレッドV
ダークブラウンマイカメタリック
サーモテクトライムグリーン
クリアエメラルドパールクリスタルシャイン
アクアのLグレードは※1の3色のみが選択可能。また、ホワイトパールクリスタルシャインとクリアエメラルドパールクリスタルシャインは税込33000円のメーカーオプションでの有料色、サーモテクトライムグリーンは税込44000円のメーカーオプションでの有料色となる。
インテリアカラーはグレードによって決まっている。
Gグレード:ダークブラウン(アクセントカラー:メッキ・シルバー)
Sグレード:ブルーブラック(アクセントカラー:ブルー・シルバー)
Lグレード:ナチュラルグレー
‐ グレード
アクアのグレード構成はシンプルで、基本グレードは、G、S、Lの3つとなる。違いは装備面で、Gがもっとも豪華仕様となりLはビジネスユースに近い簡素なものだ。主な標準装備の違いは以下のとおり。
G:
・パンク修理キット
・助手席側ドアミラーのリバース連動機能
・高遮音性機能付きウインドシールドグリーンガラス
・スパーUVカット&撥水機能付きフロントドアグリーンガラス
・プライバシーガラス(リヤドア・リヤクォーター・バックドア)
・時間調整式ウォッシャー連動間欠フロントワイパー
・ウォッシャー連動間欠リヤワイパー
・本革巻き+シルバーステッチステアリングホイール
・テレスコピック機能
・クルーズコントロール
・運転席6Way&助手席4Wayシート(運転席アームレスト)
・助手席バニティミラー付きサンバイザー
S:
・パンク修理キット
・高遮音性機能付きウインドシールドグリーンガラス
・スパーUVカット&撥水機能付きフロントドアグリーンガラス
・プライバシーガラス(リヤドア・リヤクォーター・バックドア)
・時間調整式ウォッシャー連動間欠フロントワイパー
・ウォッシャー連動間欠リヤワイパー
・テレスコピック機能
・運転席6Way&助手席4Wayシート
・助手席バニティミラー付きサンバイザー
L:
・スペアタイヤ(応急用)
・運転席4Way&助手席4Wayシート
‐ 燃費
アクアは数あるハイブリッドモデルのなかでもとくに燃費に優れる。現在の最新の燃費測定モードであるWLTCモードでの数字は以下のとおりだ。
G/S:
WLTCモード燃費:27.2km/L
市街地モード:25.6km/L
郊外モード:29.2km/L
高速道路モード:26.8km/L
L:
WLTCモード燃費:29.8km/L
市街地モード:28.2km/L
郊外モード:32.2km/L
高速道路モード:29.3km/L
■アクアの基本スペック
アクアは前述したとおりBセグメントのコンパクトカーと呼ばれるジャンルに属する。ハイブリッド専用車として誕生し、パワートレインは1種類のみをラインアップ。1.5リッターガソリンNAエンジンに、THS2と呼ばれるハイブリッドシステムを組み合わせたものだ。バッテリーはリチウムイオンではなく、ニッケル水素を採用する。主要諸元は以下のとおりとなる。
・ボディサイズ
全長:4050mm
全幅:1695mm
全高:1455mm
ホイールベース:2550mm
トレッド:フロント1470mm/リヤ1460mm
最低地上高:140mm
・室内寸法
室内長:2015mm
室内幅:1395mm
室内高:1175mm
・エンジン
型式:1NZ-FXE
総排気量:1496cc
エンジンタイプ:直列4気筒DOHC
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
最高出力:54kW(74PS)/4800rpm
最大トルク:111N・m(11.3kg-m)/3600-4400rpm
燃料タンク容量:36L
・モーター
型式:1LM
モータータイプ:交流同期電動機(永久磁石式同期型モーター)
最高出力:45kW(61PS)
最大トルク:169N・m(17.2kg-m)
・トランスミッション
電気式無段変速
・駆動用バッテリー
種類:ニッケル水素電池
容量:6.5Ah
・サスペンション
フロント:ストラット
リヤ:トーションビーム
・ブレーキ
フロント:ベンチレーテッドディスク
リヤ:ドラム
・駆動方式
前輪駆動(FF)
■アクアの特徴
アクアの特徴はなんといっても高い燃費性能にある。3グレードのうち、車両重量が1090kgとなるGとSに関してはWLTCモード燃費が27.2km/L、1060kgのLに関しては29.8km/Lに達するのだ。WLTCモードは実用燃費にかなり近い数字となっており、実際に走行した経験から言えば、道路交通法規を守って走行すれば多くの人がモード燃費の8割り程度の数字、20km/L以上を出すことが可能だ。
また、ハイブリッドシステムの特徴として、減速エネルギーを電力としてバッテリーに蓄え、動力として利用する回生ブレーキという仕組みを利用していることが挙げられる。とくにアクアに積まれるトヨタのTHS2は、ストロングハイブリッドとも呼ばれ、回生量もモーターの出力も大きい。それゆえ一般的なエンジン車が燃費の面で苦手とする、信号などが多い場所でのストップ&ゴーでの燃費がいいのだ。
さらに、EVモードスイッチを備えており、バッテリーの充電が十分にある状況では、モーターのみの走行も可能となっており、早朝や深夜の市街地走行ではエンジンを始動しない静かな移動が可能となっている。
また、アクアはトヨタ・セーフティ・センスを初めとした安全装備が充実していることも特徴だ。以下はその主要装備となる。
‐ プリクラッシュセーフティ
レーザーレーダーと単眼カメラで構成されるシステムで、車両や歩行者を検知し、衝突の可能性があると、警報ブザーとディスプレイでドライバーに危険を伝える。その警報に応じてブレーキを踏むと、ブレーキにアシストが加わり、ブレーキを踏めなかった場合でも自動でブレーキが作動し、衝突被害を回避、もしくは軽減することが可能だ。
警報は、対車両で自車の速度が15〜140km/hのとき、対歩行者で15〜65km/hで発せられる。自動ブレーキは、対車両で自車速度が約10〜80km/hで作動、対歩行者で10〜65km/hで作動する。
‐ レーンディパーチャーアラート
車線を構成する両側の白線や黄線を検知し、ウインカー操作を行わずに車線をはみ出しそうになると、ディスプレイ表示と警告音でドライバーに伝えるシステム。車線幅が3m以上ある道路で、50km/h以上の速度で走行している際に作動する。
‐ オートマチックハイビーム
ヘッドライトのハイビームとロービームを自動で切り替えてくれることで、夜間に必要な場所での視界を確保するシステム。具体的にはハイビームで走行し、前走車や対向車がいたときにはロービームに切り替わるというもの。30km/h以上で走行しているときに作動する。
‐ パーキングサポートブレーキ
駐車時などの低速で、確認ミスやペダルの踏み間違いによる障害物との衝突回避を支援するシステム。障害物(静止物)との接近を警告してくれるクリアランスソナーを利用し、15km/h以下で進行方向(バックも可)に障害物を検知すると、ハイブリッドシステムの出力を絞り、さらに接近すると自動でブレーキが作動するというもの。コンビニのガラスも検知する。
■アクアG”GR SPORT”の特徴
‐ アクアG”GR SPORT”の基本スペック
アクアのGグレードをベースに、気軽にスポーツドライビングを楽しめるようなパーツの装着、チューニングを施したのが”GR SPORT”だ。前述のスペックんおとおり、ベース車のGは15インチタイヤを装着するが、G”GR SPORT”は16インチを装着、さらに17インチを履くG”GR SPORT”17インチパッケージの2種がラインアップされる。パワートレインなどのスペックは上記ベース車と同じとなるが、以下サイズ等は異なる。
G”GR SPORT
全長:4070mm
全幅:1695mm
全高:1455mm
ホイールベース:2550mm
トレッド:フロント1476mm/リヤ1450mm
最低地上高:140mm
車両重量:1100kg
WLTCモード燃費:27.2km/L
G”GR SPORT”17インチパッケージ
全長:4070mm
全幅:1695mm
全高:1440mm
ホイールベース:2550mm
トレッド:フロント1480mm/リヤ1470mm
最低地上高:120mm
‐ エクステリア
エクステリアには専用装備が多数早着される。内容は以下のとおり。
●G”GR SPORT”/G”GR SPORT”17インチパッケージ共通装備
・専用フロントバンパー
・専用ラジエターグリル
・専用サイドマッドガード
・サイドターンランプ付電動格納式リモコンドアミラー(ブラック)+リバース連動機能付(助手席側)
・Bi-Beam LEDヘッドランプ(ダークスモークエクステンション加飾)
・専用リヤコンビネーションランプ(ブラックエクステンション加飾)
・専用リヤバンパー
・GR SPORT専用エンブレム(フロント・サイド・リヤ)
・トヨタエンブレム(アクリル+ブラック)
・専用リヤルーフスポイラー
・専用LEDイルミネーションビーム
●G”GR SPORT”専用装備
・195/50R16タイヤ
・専用アルミホイール(切削光輝+ダークグレーメタリック塗装)&専用センターオーナメント
●G”GR SPORT”17インチパッケージ専用装備
・195/45R17タイヤ(ブリヂストンPOTENZA RE050A
・専用アルミホイール(切削光輝)&専用センターオーナメント
‐ インテリア
インテリアにも多くの専用装備が採用され、機能面と併せて、走りのイメージを盛り上げてくれる。装備は以下のとおりだ。
●G”GR SPORT”/G”GR SPORT”17インチパッケージ共通装備
・専用フロントスポーティシート(GRエンブレム付+シルバーダブルステッチ付+パーフォレーション付)
・アームレスト付センターコンソール(シルバーステッチ付)
・専用スタートスイッチ(GRロゴ付)
・インパネ助手席オーナメント(合成皮革巻き+シルバーステッチ)
・カップホルダーリング(クロームメッキ加飾)
・フロントドアスピーカーリング(クロームメッキ加飾)
・フロントパワーウインドウスイッチベース(ピアノブラック塗装+クロームメッキ加飾)
・ブラックインテリア(ルーフ、ピラーガーニッシュ、アシストグリップ、サンバイザー)
・専用本革巻きシフトノブ(シルバーステッチ付)
●G”GR SPORT”17インチパッケージ専用装備
・専用小径本革巻き3本スポークステアリングホイール(シルバーステッチ+GRエンブレム+スポーク部:ダークシルバー塗装)
・専用TFTタコメーター
・専用本革巻きシフトノブ(ダークスモーク加飾+シルバーステッチ+GRロゴ付)
・アルミペダル(アクセル・ブレーキ)
‐ パフォーマンス
G”GR SPORT”は単に見た目だけのなんちゃってハッチバックではない。走りに関する機能部分にもしっかりと手が加えられている。
●G”GR SPORT”/G”GR SPORT”17インチパッケージ共通装備
・スポット溶接打点追加(ロッカーフランジ・ドアオープニング)
・リヤバンパーリインフォース
・アルミテープ(4カ所)
・専用チューニング電動パワーステアリング
●G”GR SPORT”専用装備
・”GR SPORT”専用チューニングサスペンション
●G”GR SPORT”17インチパッケージ専用装備
・”GR SPORT”17インチパッケージ専用チューニングサスペンション(フロント約20mm/リヤ約15mmローダウン)
・専用ブレーキキャリパー(ホワイト塗装/GRロゴ付:フロント)
■アクアの選び方のポイント
‐ アクアの選び方のポイント① まずは大きく3つから選択
アクアを選ぶ際、最初に大きく3種類の選択をすることからスタートするといいだろう。
・標準車のアクア
・GR SPORT
・アクア クロスオーバー グラム(特別仕様車)
この3種類が用意される。標準車のアクアに対して、GR SPORTはスポーツ性を増した、いわゆる走り系の存在、そして特別仕様車のクロスオーバー グラムは、いま流行の小型クロスオーバーSUVモデルとなっている。これらのモデルは、エンジンやモーターなどの基本的なドライブトレインは同じとなるため、使用の方向性で決めるのがいいだろう。
“GR SPORT”は専用サスペンションを装着するため、ハードすぎて不快というレベルではないが当然足まわりは硬めとなる。子供のいるファミリーが使用するのであれば、事前にチェックが必要となるだろう。
特別仕様車のクロスオーバー グラムの特徴は、標準車のアクアが140mmという最低地上高であるのに対し、170mmに上げている点だ。それでも全高は1500mm(標準車は1450mm)に抑えられているため、一般的な立体駐車場には入庫可能だ。170mmという最低地上高がゆえに底を擦りにくく、段差やある程度の悪路なら有利になる。ただしアクアは全モデルで前輪駆動(FF)のため、かなりの頻度で雪道などを走行する人には向いていない。
‐ アクアの選び方のポイント② 標準車の3グレードの選択
前述のとおり、アクアにはL、S、Gという3つのグレードが用意される。そしてアクアの最大の特徴といえる燃費性能でいえば、WLTCモードでLが29.8km/L、SとGが27.2km/Lと、Lが圧倒している。こう考えるとLグレードを選びたくなるところだが、一般的なユーザーにとってLは選択肢からハズしたほうが無難なグレードである。
その理由としては、日常使用で役立つ細かい装備であるコートフックや買い物フックが非装着、アシストグリップがオプション設定、さらにはバックカメラと6スピーカーで構成されるオプションのナビレディパッケージが設定されない、リヤウインドウの開閉が手動、加えて9色あるボディカラーのうち3色しか設定されていないなど、相当に装備等が簡素になっているためだ。
SとGも装備面の違いとなるのだが、とくに注目したいのが安全装備の違いである。プリクラッシュセーフティやレーンディパーチャーアラートなどが含まれるToyota Safety senseが、Gは標準で、SとLはオプションになるのだ。また、パーキングサポートブレーキ付のインテリジェントクリアランスソナー、先行車発進告知機能も同様である。
運転の習熟度や年齢にかかわらず、たとえSを選んでもこれらの安全装備は装着すべきなので、オプション選択によって価格差が縮まることも考慮して、SかGかを選択するのが正しい選び方だろう。
価格
L:181万8300円(税込)
S:192万1700円(税込)
G:212万6300円(税込)
‐ アクアの選び方のポイント③ 特別仕様車の検討
アクアには特別仕様車がいくつか用意されている。前述したアクア クロスオーバー グラムを除くと、Sグレードをベースに3つが選択可能だ。人によってはお得な内容になっているので、検討するといいだろう。
●S”Style Black”
エクステリアのメッキ加飾などの特別装備によってクールで大人な雰囲気を演出したアクアである。
特別装備
・185/60R15タイヤ&スチールホイール&樹脂フルキャップ(ブラック加飾)
・専用LEDヘッドランプ+フロントターンランプ(車名ロゴ付/マニュアルレベリング機能付)
・サイドターンランプ付オート電動格納式リモコンカラードドアミラー(ヒーター付)/カメラ左右・リバース連動機能(助手席側)
・IRカット機能付フロントドアグリーンガラス
・Toyota Safety Sense
・先行車発進告知機能
・インテリジェントクリアランスソナー(パーキングサポートブレーキ)
・ステアリングスイッチ(マルチインフォメーション操作・オーディオ操作)
・スマートエントリー&スタートシステム
・ファブリックシート表皮(消臭・防汚・撥水機能付/ブラック/シルバーステッチ)
・合成皮革巻きインパネ助手席オーナメント
・シルバー塗装(サイドレジスターリング)
・ピアノブラック加飾(パワーウインドウスイッチベース/運転席・助手席)
・ブラック加飾シフトノブ
・6スピーカー
価格:206万8000円(税込)
●GLAMPER
Sグレードをベースにアウトドアの雰囲気を演出したアクアだ。
特別装備
・185/60R15タイヤ&スチールホイール&樹脂フルキャップ(ブラック加飾)
・アウトサイドドアハンドル(ブラック加飾)
・専用LEDヘッドランプ+フロントターンランプ(車名ロゴ付/マニュアルレベリング機能付)
・サイドターンランプ付オート電動格納式リモコンカラードドアミラー(ブラック加飾/ヒーター付)
・Toyota Safety Sense
・先行車発進告知機能
・インテリジェントクリアランスソナー(パーキングサポートブレーキ)
・専用ファブリック(コハク)シート表皮
・スマートエントリーパッケージ
価格:208万3400円
●S”Business Package”
燃費のいいアクアはビジネスモデルとして使用したいところだ。荷物を積みやすくするなどの装備を加え、さらにある程度の装備をダウングレードすることで価格を抑えたモデルが、ビジネスパッケージである。
特別装備
・UVカット機能付ウインドシールドグリーンガラス(合わせ)
・UVカット機能付ガラス(リヤドア・リヤクォーター・バックドア/グリーン)
・ウォッシャー連動間欠フロントワイパー(ミスト付)
・Toyota Safety Sense
・先行車発進告知機能
・インテリジェントクリアランスソナー(パーキングサポートブレーキ)
・ファブリックシート表皮(ナチュラルグレー)
・運転席4ウェイ/助手席4ウェイシート
・シートバック一体式フロントヘッドレスト
・一体可倒式リヤシート
・インパネ助手席オーナメント(ブラック塗装)
・助手席オープントレイ&グローブボックス(ダンパー付)
・フルフラットデッキボード
・サンバイザー(運転席バニティミラー/助手席チケットホルダー式)
・2スピーカー
価格:195万2500円
■まとめ
登場から9年が経過するアクアだが、ハイブリッド専用のBセグメントコンパクトカーとして、いまなお色褪せない魅力を誇っている。ライバルにはホンダ・フィットや日産ノートe-POWER、マツダMAZDA2、スズキ・スイフトなどが存在するが、燃費性能や成熟した走りなどでは多くの車種に勝っている。じっくりと選んでほしい。