車線の色は基本的に道幅によって決まる
車線変更はよく行なわれる行為だが、禁止されている場所もあるのはご存じのとおり。しかし、正確にどこかというのは、教習所で習ったとはいえ、曖昧であるという方も少なくないハズ。今一度整理してみよう。
まずは基本的な車線の種類から。誰でも知っているのは、白の破線(点々の線)は変更が可能で、黄色の破線はダメということ。ただ、わかりにくいのは白の実線で、こちらも車線区分として使われる場合は、またいでの車線変更や追い越しは可能だ。
センターライン、つまり対向車線との境として使われている場合、はみ出しは原則禁止。
では、黄色と白の違いはというと、道幅の違いというのが基本とされている。実際はすべてに当てはまらないが、白の実線は車線幅6m以上(白の破線は6m未満)があって、そのなかでの追い越しは合法。一方、黄色の場合は狭い幅で、白と同じくはみ出さなければ追い越しは可能なものの、実際は狭いので不可能であることが多い。