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お金はなくても新車がいい! 女子が「中古車」を苦手とするワケ (2/2ページ)

お金はなくても新車がいい! 女子が「中古車」を苦手とするワケ

他人が使ったものという点がハードルを上げてしまう

 新車と比べて価格が安く購入できる中古車が、コロナ禍によって需要拡大しているそうです。公共交通機関を避けてクルマ移動を検討するものの、減収などによる将来への不安から「クルマへの出費を抑えたい」「手元にできるだけ貯金を残しておきたい」という人が増えているからというのがその理由です。

 確かに中古車は、新車よりも購入価格が抑えられることや、ほとんど1点モノとなるため展示車両がそのまま納車されることから、新車より早く手に入れることができるなど、メリットも多くあります。

 ただし、やはりデメリットも多いもの。とくに女性は、中古車に苦手意識を持つ人もたくさんいるので、その理由も含めてデメリットをご紹介したいと思います。

1)誰が使ったのかわからない

 まずひとつ目は、中古車は誰がどう使ったかわからないということ。知人から1オーナーのクルマを譲り受けるというなら話は別ですが、中古車販売店に並んでいるクルマのほとんどは、前オーナーがどんな人で、どんな乗り方をしていたのかを明かしていません。

 稀に、男性か女性か、ペットを飼っていたか、喫煙か禁煙か、程度の情報は提示している販売店もありますが、大切にされていたか、放置されていたか、乱暴に扱われていたか、といった状況まではわかりません。女性としてはそれだけで「不安」「気持ちわるい」と敬遠してしまう人も多いものです。もし、どうしても中古車を検討するなら、なるべく多くの情報を開示していて、見た目だけでなく内部までしっかりと点検・整備をしてくれている販売店を選ぶといいでしょう。

2)内装の汚れがどうしても気になる

 ふたつ目は、どうしても内装が汚い気がしてしまうということ。外観をこまめに洗車をしているクルマは多いですが、内装まで定期的に掃除機をかけたり、除菌や消臭までしたりというクルマはなかなか少ないものですね。見た目に傷や汚れがなくても、シートには汗が染み込んでいたり、スイッチの隙間などには積もり積もったホコリやダニなどが潜んでいたりするかもしれません。女性にとってそんな車内は、「何年も洗濯していない洋服」と同じ。

 しかも、誰が使ったかわからないわけですから、嫌がる気持ちもわかりますよね。近ごろは、そうした汚れをきっちりと取り除いてくれる、車内クリーニング専門のプロショップもありますので、しっかりきれいにしてほしいところです。

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