専用内外装や個性的な装備で魅力アップ
FCAジャパンは、Jeepブランドの人気モデル「ラングラー・アンリミテッド」をベースにした限定車2モデルを、10月17日(土)より発売する。
1台目は、ミリタリーテイスト溢れる専用アクセサリーやスタイリングを採用した「ラングラー・アンリミテッド・フリーダムエディション」だ。200台限定で、535万円(税込み)。ジープは高い悪路走破性と耐久性から、第2次世界大戦中に連合国軍の軍用車として導入された。このような歴史をオマージュし、ミリタリーをテーマにした専用装備などが与えられている。なお、ベースとなるのはアンリミテッド・スポーツだが、エンジンは3.6L V6に変わり、2L直4ターボを搭載する。
まず、エクステリアは米軍を連想させる星型デカールをボンネットとリヤクオーターパネルに採用。テールゲートの「OSCAR MIKE(オスカーマイク)」ハードバッジや、パラシュートとジープのイラストがデザインされた特製プレート、フロントフェンダーのUS国旗デカールといった、ミリタリー色を高めてくれる専用アクセサリーが随所に散りばめられている。17インチアルミホイールは、カーボン塗装が施された特別仕様だ。
ボディカラーは4色。ビレットシルバーメタリック(限定100台)、ブライトホワイト(70台限定)、ファイヤークラッカーレッド(15台限定)、ヘラヤライエロー(15台限定)から選択可能だ。
インテリアは、タングステンカラーのステッチが施されたステアリングホイールとレザー&ファブリックシートを採用。前席バックレストには、オスカーマイクのロゴがエンボス加工で施されている。ジープの歴史を色濃く反映したとも言える、特別な限定車に仕立てられている点に注目だ。
もう1台、ラングラーの個性をより際立たせたのが「ラングラー・アンリミテッド・ルビコン・リーコン」だ。こちらも200台限定で、629万円(税込み)。ラングラーは高いオフロード性能をもつが、そのなかでもさらに悪路走破性を高めているのがルビコン。それをベースに、オフロード走行に役立つ装備やデザイン性を高めるアイテムを特別装備し、性能と存在感をさらにアップさせたモデルだ。
エクステリアはフロントグリルをブラック化し、さらにエンジンフードやフェンダーにもブラックデカールを用いたことで、引き締まった印象をプラスしている。足もとはブラック仕上げの17インチ専用アルミホイールを装着。さらに、岩場などでの車体への衝撃を緩和するステップアシスト付きヘビーデューティロックスライダー、大径タイヤの背面装着に対応するMopar製品じゲート・レインフォースメントなど、より本格オフローダーの雰囲気を味わえるモデルに仕立てられている。
そのほか、オフロード走行やレスキュー時に役立つタイダウンクリップや、牽引ストラップ、DリングやグローブがセットになたJeepトレイルレイテッドキットが装備されている。ボディカラーはターコイズブルーが鮮やかなビキニP/C(100台限定)に加え、サハラで人気のグラナイトクリスタルメタリック(100台限定)がルビコンに初設定される。
インテリアは、ブラック基調で落ち着いた雰囲気としながら、専用のレッドカラーシートベルトやレッドステッチインパネがスポーティな雰囲気をプラスする。フリーダムエディションとリーコン、どちらもラングラーがもつ本格オフローダーらしさを際立たせた2台となっている。