女性からすると違和感のある運転にケチを付けたくなることも
3)「今、行けたよね」
右折待ちでちょっと直進車の間隔が空いたのに出なかったり、合流などでもつい言ってしまいがちなセリフですが、これもNG。このセリフの裏には、「なんで今行かなかったんだよ、この下手くそ」という気もちがあることが見え見えです。
もしかすると、直進車のスピードがものすごく速くて「これは見送ろう」と判断したのかもしれないし、助手席からはわからない要素もあるのですから、ここもグッと我慢してドライバーのタイミングに任せましょう。
4)「この車線でいいの?」
高速道路の出口が近づいているのにまだ右車線を走っていたり、この先で道が二手に分かれるのに違う車線にいるというときに、どうしても気になって言ってしまいがちなセリフですね。女性はとくに、前もってずっと手前から車線変更をしておく慎重派が多いのですが、男性は少しでも先に行ってから、直前で車線変更をする人が多い傾向があります。左車線にいる遅いクルマの後ろに入るのがイヤ、というのが理由の一つのようですが、これは女性からするとすごく違和感があるものなんですね。
でも、このセリフを言うのはギリギリまで我慢しましょう。もしギリギリになっても車線変更するそぶりがなければ、本当に間違えている場合もあるので「あっちじゃないかな?」などと優しく言ってみることをオススメします。
5)「危ない!」
これは運転に対してではなく、周囲のクルマが飛び出してきそうに見えたり、横から一時停止を無視しそうに見えたりしたときに、つい「危ない!」と叫んでしまう場合がありますね。でも、ドライバーからするとただ危ないと言われても、助手席の人と同じ方向を見ていない可能性が高いので、なにが危ないのかわからず、パニックになってしまう可能性があります。自分の運転が危ないと非難されていると勘違いしてしまうかもしれません。
もしそうした周囲の危険を伝えたい場合には、もっと具体的に「左からクルマきてるよ」などと言ってあげましょう。そうすると、一緒に安全確認をしてくれているんだなということが男性にも伝わると思います。
というわけで、助手席の女性が言ってはいけないNGワードをご紹介しました。運転している男性にとって、助手席の女性は守るべき存在。男性だって、危険にさらさないように最大限気をつけているんです。まずはその気持ちを汲んであげて、怖いと思っても運転を責めるようなセリフにならないように、大きな心で言葉を選んであげると、険悪な雰囲気や喧嘩になったりしないと思います。