慣れていても意外と知らない! ホイール交換時にやるべき「小ワザ」6つ (1/2ページ)

一番上のナットは最後に取り外し、最初に付けると良い

 ホイールを交換するというのは、よくあることではないけど、クルマを保有していれば「なくはない」もの。スペアタイヤに履き替えたり、定期的にローテーションしたり。さらには夏タイヤとスタッドレスの入れ替えを自分でやる方もいるだろう。手順的には緩めて、ジャッキであげてから、外して……、と慣れていれば難しくはない。今回は基本的な手順紹介は置いておいて、交換時のひと手間ポイントについて紹介しよう。交換の質が上がるはずだ。

1)レンチにビニールテープを巻いておく

 社外のデザイン性が高いホイールは、ナットの穴が小さくて、レンチの先がギリギリのことがある。レンチを入れる際にキズを付けないために、テープを巻いておくといい。社外ホイールでなくても、純正ホイールでも巻いておく分にはいい。

2)ナットは一番上が最後で最初

 対角線で緩めたり、締めたりするのは意識している人は多いが、最後にどれを外すか、最初にどの穴にナットを入れるかというのは、あまり意識がいかなかったりする。下のナットを最後に外したり、最初に入れると、上のほうは固定されていないことになるので、ホイール&タイヤが手間に倒れ込んでくることがある。押さえながら、ナットを外してひと苦労。そうならないためにも、一番上のナットを最後に取り外したり、最初に付けるようにするといい。

3)ナットに息を吹きかける

 外したナットは地面に置いておくことはよくある。その際に可能性として、ホコリや砂などが入り込むことも考えられので、付ける前にナットの穴に息を吹きかけて、中に入り込んだものを飛ばしてやる。


近藤暁史 KONDO AKIHUMI

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