安定の人気! フォレスターの魅力とは (2/2ページ)

フォレスターはどんな人に向いている?

◆燃費よりも走り重視! 悪路走破性が特徴

 ガソリン車の燃費はWLTCモードで総合13.2km/L、市街地モード9.6 km/L、郊外モード14.6 km/L、高速道路モード16.4 km/L。対してハイブリッド車は総合14.0km/L、市街地モード11.2km/L、郊外モード 14.2km/L、高速道路モード16.0km/Lとなっている。他メーカーのクルマと比べると燃費はそれほど良くはないが、フォレスターには走りに定評がある。水平対向エンジンやシンメトリカルAWD、またスバルグローバルプラットフォームなどにより、安定した走りや操作に対して迅速かつ正確なハンドリングを実現。また、路面状況を問わず乗り心地が良く、不快な振動や騒音が少ない。走る愉しさに重点を置いているとも言えるだろう。また走破性にも優れ、4輪の駆動力やブレーキなどを適切にコントロールすることで悪路からのスムーズな脱出を実現する「X-MODE」を搭載。雪道や砂利道など滑りやすい道を走行するための「SNOW・DIRT」モード、深雪やぬかるみなどタイヤが埋まってしまうような道で使用する「DEEP SNOW・MUD」モードを設定し、状況に応じて使い分けることができる。またこの機能では、下り坂など車速が急に上がってしまうような場面において「ヒルディセントコントロール」が作動。ブレーキ操作に気を使うような雪道や砂利道の下り坂などでも、一定の車速を維持しながら下ることができる。

◆よりアウトドア向けの特別仕様車「X-Edition」

 さらにオプロードを楽しみたい人には「Premium」をベースにした特別仕様車、「X-Edition」がおすすめだ。水を弾くうえに汚れも拭き取りやすい撥水ファブリック/合成皮革シート、撥水加工だけでなく、荷物の積み下ろしがラクになる撥水カーゴフロアボード(ラゲッジスムーザー付)、スマートリヤビューミラー、フロント&サイドビューモニターを特別装備。また見た目に関しても、無塗装ブラック+ダークメッキ加飾のフロントグリルやフロントフォグランプカバー、ガンメタリック塗装の18インチアルミホイール、ダークメッキのフロントエンブレムでよりタフな印象に仕上げている。

グレードはe-BOXER搭載「アドバンス」が人気

 現行型から初めてフォレスターに設定されたハイブリッド車、「Advance」はやはり注目度や人気が高いe-BOXERとは、水平対向エンジンと電動技術を組み合わせたパワーユニットだ。モーターとバッテリーをシンメトリカルAWDレイアウトに統合。優れた重量バランスと低重心を実現するスバル車ならではの配置によって、スムーズな加速や軽快な走りを実現する。加速やブレーキの質感も高く、発進と停止をくり返す市街地などでも扱いやすく仕上げられている。エンジン駆動をベースとし、街中や高速道路など走行状況に合わせてエンジンとモーターを最適に制御。制御の状況はマルチファンクションディスプレイに表示される。また、機能に応じてモーターアシストを活用する専用制御も備え、ドライブモード「SI-DRIVE」のスポーツモード選択時は、中速域において踏み込んだ瞬間から力強い加速を発揮し、軽快でスポーティな走りを提供。アイサイトの全車速追従機能付クルーズコントロール作動時には、「ECOクルーズコントロール」をオンにすると、モーターアシストと回生ブレーキを最大限活用し、より燃費に配慮した追従制御を行う。さらに「X-MODE」作動時は、モーターのトルクやレスポンスの良さを活かして脱出性の向上を図る。

 現行型よりハイブリッド車もラインアップに入れ、進化したフォレスター。クルマの走りを楽しみたい人や、アウトドア用途を考えている人は、是非フォレスターをチェックしてみてほしい。


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