なんと1日10件以上も発生していた! クルマから火が出る「車両火災」の原因とは (2/2ページ)

エンジンルームの確認や余計な荷物をおろすことが大切

 車両火災を防ぐには、まずは日頃のメンテナンスが第一で、油脂類のにじみや漏れがないかチェックして、整備・点検したときにエンジンルーム内に燃えやすいウエスなどや、工具類を置き忘れないこと。

 電気関係では、なんといっても後付け配線が危ない。

 エレクトロタップによる配線の分岐や簡易接続配線、三つ叉配線、タコ足配線などは、車両火災の大きな原因で、電気系が原因の車両火災の大半は、後付け配線に問題があったと言われているほど。

 あとは、バッテリーのターミナルが緩むことで発生するショート。端子とバッテリー本体を確実に取り付けることは基本中の基本だ。

 そしてクルマには、吸盤、ライター、スプレー缶、ペットボトルなど、余計なものを積みっぱなしにしないことも忘れずに。

 できれば、ホームセンターやカー用品店で売っている、小型のクルマ用の消化器(炭酸ガスタイプ)などを、クルマに積んでおくと安心なので、購入を検討してみるのもいいだろう。


藤田竜太 FUJITA RYUTA

モータリングライター

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日産スカイラインGT-R(R32)/ユーノス・ロードスター(NA6)
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