エンジンルームの確認や余計な荷物をおろすことが大切
車両火災を防ぐには、まずは日頃のメンテナンスが第一で、油脂類のにじみや漏れがないかチェックして、整備・点検したときにエンジンルーム内に燃えやすいウエスなどや、工具類を置き忘れないこと。
電気関係では、なんといっても後付け配線が危ない。
エレクトロタップによる配線の分岐や簡易接続配線、三つ叉配線、タコ足配線などは、車両火災の大きな原因で、電気系が原因の車両火災の大半は、後付け配線に問題があったと言われているほど。
あとは、バッテリーのターミナルが緩むことで発生するショート。端子とバッテリー本体を確実に取り付けることは基本中の基本だ。
そしてクルマには、吸盤、ライター、スプレー缶、ペットボトルなど、余計なものを積みっぱなしにしないことも忘れずに。
できれば、ホームセンターやカー用品店で売っている、小型のクルマ用の消化器(炭酸ガスタイプ)などを、クルマに積んでおくと安心なので、購入を検討してみるのもいいだろう。