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これで公道走っていいの? ナンバー付きが「ウソ」のような衝撃市販車3選 (1/2ページ)

これで公道走っていいの? ナンバー付きが「ウソ」のような衝撃市販車3選

光岡車初となる型式認定を受けたモデル!

 もはや改めてお伝えするまでもないことではあるが、日本の公道上を走行するためには車検を受けて登録をし、ナンバープレートの交付を受けなければならない。そしてご存じのとおり車検をパスするには数多くの要件が存在しており、そのすべてをクリアしなければならないのである。

 そのため、度を越した改造車などは車検をパスすることができず、一般公道を走行することができなくなってしまうのだ。しかし、裏を返せばどんな形でも車検の要件をクリアしていればナンバーが付くということ。今回はそんなナンバー付きとは思えない市販車をご紹介しよう。

1)ミツオカ・ゼロワン

 日本で10番目の乗用自動車メーカーとなったミツオカだが、そのきっかけとなった初の型式認定を受けたミツオカ車が1994年に登場した「ゼロワン」である。正確には94年にデビューした時点では組立車扱いであったが、たび重なる折衝によって96年4月に晴れて「E-MS01」型として型式指定を受けたのである。

 このゼロワンは自社製の鋼管フレームを採用しており、前後サスペンションはダブルウイッシュボーン式でエンジンはマツダから供給を受けたロードスター用のものを搭載していた。

 ドアや屋根はないフルオープン仕様となっていた(簡易的な幌はあった)。ロータス・セブンを思わせる見た目ではあったものの、足回りの形状やボディサイズなど、じつはほぼオリジナルであった。

 96年11月にはゼロワンをベースとしてよりクラシカルなエクステリアをまとった「クラシック・タイプF」も登場。クラシカルな見た目に反してエアコンや4速ATの設定もされていた。

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