液の補充は必要なし! 最近クルマのバッテリーに「6つの穴」が開いていない理由 (2/2ページ)

いまのクルマはバッテリーへの負担が大きくなっている

 そして、バッテリーへの負担が増大しているのも普及が進む理由のひとつだ。以前であればバッテリー内の電気が使われるのは、基本的に始動時にスターターモーターを回すときだけ。万が一、電装品の消費量が増えたときだけ、バッテリーの電気を使うことはあったが、それは例外的だった。

 それが最近では、アイドリングストップもあるし、充電制御も入る。電装品は大量に付いていて、バッテリーからの持ち出しも多く、負担はかなりものと言っていい。そのため、バッテリーはメンテナンスが欠かせないとなると、トラブルの原因にもなりかねないので、メンテナンスフリー化が進んでいるというわけだ。

 メンテナンスフリーと言っても、充電状態がわかるインジケーターは上部に付いているので、定期的に状態を見ておきたい。バッテリーのトラブルが起こると、まったくなにもできなってしまうのが最新のクルマだけに、なおさらだ。


近藤暁史 KONDO AKIHUMI

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レストア、鉄道模型(9mmナロー)、パンクロック観賞
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