見た目のスポーティさだけでなく走りやインテリアの高級感も!
4)スバル・インプレッサG4
次は、先進の運転支援システムで選ぶなら、スバル・インプレッサG4。スバルは早くから、「ぶつからないクルマ」を合言葉に、安全運転にまつわるさまざまな技術を低価格で提供することに注力してきたメーカーです。
なのでこのインプレッサG4にも、全車速追従機能付きクルーズコントロールをはじめ、前進だけでなく後退時のブレーキアシストなど、盛りだくさんの技術が全車に標準装備。2019年に改良を受けて、全車速でのハンドル制御などもプラスされたので、作動中は手と足を離して走ることができます。それでも200万円ちょいからという価格は嬉しいですよね。
5)ホンダ・ヴェゼル
さて次は、SUVから300万円以下で高級感が味わえるモデルを選ぶとすれば、ホンダ・ヴェゼル。パーク24による「クルマのCM」に関するアンケート調査(2020年3月9日発表)で、好きなクルマのCMの1位に輝いたのがヴェゼルでした。確かにあのアーバンな雰囲気、素敵ですよね。実際にヴェゼルのデザインはスポーティとエレガントが絶妙なバランスで魅力的。
インテリアも、バイクのタンクをモチーフにしたというセンターパネルなど、個性的で人気が高いですよね。ガソリンモデルとハイブリッドモデルがあり、ほかではなかなか300万円以下では難しいハイブリッドモデルも、ヴェゼルならゲットできちゃいます。静かでパワフルなハイブリッドの走りにも、高級感があると思います。
6)ダイハツ・コペン
続いて、オープンスポーツカーで選ぶなら、小さくても本格的な世界観で作られているダイハツ・コペン。2人乗りの軽自動車ながら、ルーフは電動開閉だし、内外装を着脱してほかのデザインに変えることもできるなど、斬新なボディも魅力的。トランスミッションはCVTのほか、もちろん5速MT車もあります。
丁寧に作られたインテリアやアルミホイールなど、大きなスポーツカーをギュッと小さく凝縮したようなコペン。ベースグレードは190万円台からあり、トヨタのモータースポーツ部門、GRが手がけたハードなGRスポーツでも243万円台で、軽自動車としては高価ですが、オープンスポーツカーとしては破格だと思います。
7)プジョー208
ラストは輸入車からも1台。日本で300万円以下で買える輸入車というとなかなか車種が限られてしまいますが、なかでも高級感という点でイチオシなのは、登場したばかりのプジョー208。
ライオンっぽさを未来的に表現した外観も素敵ですが、注目はインテリア。なんとメーターが3Dになっていて、特別感満点なんです。シートもヨーロッパ車らしくシッカリとしているので、ロングドライブでも快適。小さくても疲れにくい配慮があるのはさすがですね。見た目の高級感だけでなく、ずっと乗っていてもボロが出てこない、というのがやっぱりヨーロッパ車の魅力です。
というわけで、ちょっと頑張ればなんとか手が出せるかもしれない、300万円以下の新車で高級感が目一杯味わえるクルマたちをご紹介しました。もちろん高級感という点だけでなく、どれもクルマとしての完成度や個性がしっかりあるところも魅力的。きっと、所有する喜びが味わえることと思います。