登場時は画期的だった技術も風前の灯火!
4)CDチェンジャー
1枚ならまだあるが、入れ替え作業なしで何枚もCDを聴けるものはなくなってしまった。1980年代後半、CDが登場した頃は画期的な媒体で、8連奏や10連奏を売りにしたオーディオが社外だけでなく、純正でも用意されていた。マガジンにあらかじめ入れておけば、スイッチで選ぶことが可能だった。ちなみにマガジンは巨大になるため、別途トランクに入れたり、シート下に置いたりしたものだ。ちなみに絶滅という点ではMDブレーヤーのほうが上だろう。
5)1DINスペース
そもそも別体のオーディオというか、ラジオが絶滅しつつある。実用車や廉価グレードにはまだ残っているものの、今やコネクトの時代。車種毎にモニターが作られたり、大型ナビのなかにオーディオが入っていたりして、1DINや2DINなどの四角いスペースは減っている。機能的に対応できなくなってきているといっていい。
6)コインホルダー
ETCが登場する前は、高速道路に乗る時は現金払いが当たり前だった。そうなると、事前に用意しておかないと料金所でもたつくことになるし、おつりも置き場所を決めておかないと、バラバラになってどこかにいってしまうことも少なくなかった。そこで用意されていたのがコインホルダー。インパネやセンターコンソールのところに丸いくぼみがいくつかあって、そこにコインを立てて置くことができた。