「ヘルメット不要」「子供の同乗OK」「バスでも出られる」! 「Bライ」も取れるJAF公認のモータースポーツとは (2/2ページ)

公道を走るクルマや普段着、同乗走行も可能だ

・ナンバー付きの保安基準適合車なら出場可能

 ファミリーカーでもSUVでもミニバンでも参加できるのがオートテストの特徴。公道を走ることができるクルマなら問題なく、マイクロバスで出場したつわものもいるらしい。

  

 また1台の車両で複数名でのエントリーもできるので、夫婦や恋人同士、友達同士で1台のクルマをシェアするのもOK。

 必ずしもスポーツカーが有利というわけではなく、コースには4回以内で最低1回以上はバックする場所があるので、むしろAT車で見通しのいいクルマの方が適しているぐらい!?

・普段着でOK。同乗もOK

 オートテストは、ヘルメットもグローブも不要。動きやすい服装ならTシャツに短パンでも大丈夫(サンダル等はさすがにNG)。

 助手席に誰かを乗せて(身長140cm以上)走ることもできるので、親子でペアを組んだりして、ナビと一緒に競技を楽しめる。

 エントリーフィーは、3000~4000円とリーズナブルで、1大会で下見走行を入れて、3~4回走るチャンスがある。

 タイムの速さだけでなく、ミスコースやパイロンタッチといったペナルティが少なさで順位が決まり、表彰式や参加賞も!

 MT/AT、入賞経験者/ビギナー、女性などのクラス分けもあり、日ごろ乗り慣れたマイカーとのコンビネーションがモノをいうイベントだ。

 大学の自動車部などが競い合う、『フィギュア』というかなりマイナーな競技があるが、あれのもっと門戸を広げたのが、オートテストともいえる。

 開催スケジュールはJAFのホームページに紹介されているので、家族や仲間を誘って、軽く腕試しでもいいし、仲間に差をつけるコソ錬として、オートテストに参加してみるのもいいのでは? モータースポーツの入口を体験することで、きっとクルマを楽しむ幅が広がるはずだ。


藤田竜太 FUJITA RYUTA

モータリングライター

愛車
日産スカイラインGT-R(R32)/ユーノス・ロードスター(NA6)
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