ハードな走りにも耐えられる本格的な構造や走破性の高さも利点
5)女性でも運転しやすい
ATの設定があるのもジムニーの魅力のひとつ。さらにボティはスクエアで、見切りもいいので運転しやすい。それゆえ、女性ユーザーでも構えることなく運転できる。また、先代の中古車は、現在女性人気が高い。ちなみに先代には2WDで、女性をターゲットにしたジムニー Lというモデルも存在した。カタログを見ても女の子が出てくるので、Lはレディの頭文字だと思われる。
6)走破性が高い
非力なので力任せにガンガンは行けないけど、軽量を活かした悪路走破性が高いのは世界が認めているところ。一生使わないかもしれないが、4WDのLOWモードなどが付いているだけでも、ジムニーに乗っていることが実感できる。しかも新型では切り替えがスイッチからシフトに戻っている。
7)構造が本格的
上記のパートタイム4WDも含めて、小さいのに構造は本格派。ラダーフレームやFRベースの縦置きエンジンなど、普通車でも失ったものばかりだ。これらゆえ、レベルの高い走破性を確保できるし、恩恵を存分に受けるほどのハードな走りをしないとしても、ウンチク的にも満足度が高い。
8)シエラがある
フェンダー付けてワイドにして、エンジン替えただけだろうと言われれば、確かにそう。ただ、ジムニーワイドの時代から、何度も兄貴分には乗ってきたが、これだけでもまったく別物。もちろんいい意味での別物で、走りも安定して余裕もたっぷり。それでいて、当たり前だけどジムニーそのもの。軽はちょっとなぁ、でもジムニーに乗りたいという人をうまく取り込むフォーメーションになっているのはさすが。フェンダー付けただけぐらいのほうが、ジムニーそのものなので、イメージにブレがない。
9)16インチの大径タイヤ&ホイール
16インチを採用しているのは伝統とも言えるが、この迫力がジムニーのアイコンと言っていい。ここまで大きいからこそ、軽の貧弱なイメージを払拭しているし、信頼感や走破性などの高さを見るものアピールできている、重要な部分だ。
10)カスタムの幅がめちゃくちゃ広い
最後は番外編的なポイントで、普通に乗りたい人には関係ないかもしれないが、ドレスアップやチューニングなど、カスタムについてとても懐が深い。ハードユーザーはもちろんのこと、ノーマルがいいという方でもマッドフラップなど、ちょっとしたパーツでイメージがガラリと変わる。スズキ純正アクセサリーでも、ハード目なものが多いので、イジることに抵抗がある人でも安心して楽しめるのもジムニーの特徴だ。