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納車は単なるスタートライン! クルマを買ったら「間髪おかず」にやるべきこと5つ (1/2ページ)

納車は単なるスタートライン! クルマを買ったら「間髪おかず」にやるべきこと5つ

愛車生活を楽しむ上でやっておきたいことはたくさんある

 いろいろ比べて悩んで、高いお金を払ってようやく手にいれた愛車。何度もディーラーに足を運んだり、必要書類を取りに行ったり、けっこう手間がかかるものですよね。初めて愛車を購入した人は、きっと「あ〜、やっと買えた」とホっとしているかもしれません。

 でも、そこでひと息つくのはちょっと待ってください。クルマは購入してからも、いや、購入してからの方が、やることがいろいろあるんです。「え〜っ、そんなぁ」とガックリするかもしれませんが、大丈夫。そんなに難しいことではなく、ひとつひとつクリアしていけば、より安心で充実したカーライフが送れるようになります。最初のハードルだけ乗り越えれば、あとは慣れてきて大変に思うことでもなくなるので、あとひと息、頑張りましょう。

1)任意保険への加入

 まず最初に絶対にやるべきことは、任意保険に入ることです。購入時に自賠責保険(強制保険)への加入が義務付けられていますが、もし本当に事故を起こしてしまった場合、とくに人に被害を与えてしまった場合には、自賠責保険だけではその保障は足りません。事故を起こすことは考えたくないものですが、絶対に起こさないとは誰もが言い切れないのです。お守りのようなものだと思って、任意保険に入っておきましょう。

 最近は、コンビニでも簡単に入れる任意保険があるほどですが、できれば最初はいくつかの保険会社を比べて、慎重に選んでほしいと思います。ベテランドライバーにオススメを聞いてもいいし、もし生命保険に入っているなら同じ会社で自動車保険を扱っていることもあるでしょう。長くお付き合いすることになりますし、口コミなども参考にしつつ、いざというときに親身になって対応してくれるところを選んでほしいと思います。

2)愛車に給油するガソリンの種類を再確認

 次に、ガソリン残量をチェックして、少ないようなら給油をしましょう。自分のクルマの油種がレギュラー、ハイオク、軽油のどれなのか、間違えないように確認を。同時に、満タンが何リッターなのかを覚えておきましょう。

3)慣らし運転や消耗品の交換で愛車の調子を整える

 そして新車を購入した場合には、「慣らし運転」をしましょう。最近のクルマは昔みたいに暖機運転をする必要はなく、厳密にエンジン回転数の上限を決めて、低いところから順にあげていく、というような厳しい慣らし運転は必要ないと言われていますが、それでもいきなりアクセル全開にしたり、空ぶかしをしたり、エンジンに大きな負担をかけるような運転は避けるべきです。

 最初の走行距離1000kmくらいまでは、エンジン回転数を低めに抑え、意識して丁寧なペダル操作、ハンドル操作を心がけるとクルマが喜ぶと思います。そして慣らし運転が終わった段階で一度、オイル交換をします。新しいエンジンは慣らし運転中にたくさんの金属ゴミを排出することがあるので、それらを含んだエンジンオイルを交換すると、不調の原因にならずに済みますね。

 中古車を購入した場合はまず、タイヤとオイルの状態を確認してください。タイヤが劣化している場合は交換し、オイルの量が足りない場合や、黒ずんでいたりネバネバして劣化していたら、即交換することをオススメします。その後は新車の人も中古車の人も、半年もしくは走行距離5000km程度でのオイル交換が目安です。

 タイヤは乗り方などによっても変わってきますが、1カ月に一度は空気圧をチェック。そのときに磨耗、ひび割れなどの有無も見ておきましょう。定期的に状態を確認し、メンテナンスしてあげることで、愛車はずっといい調子をキープして長持ちさせることができます。

 また、中古車の場合は販売店のサービスで車内清掃などが含まれている場合もありますが、もしなければエアコンフィルターの交換、車内の除菌清掃もやっておくと安心ですね。前にどんな人が乗ったかわからない中古車ですので、車内は気持ちよく使えるようにしたいですよね。

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