いまやバカ売れもかつては「不人気」ジャンル! 生まれた時代が悪かった「残念な」5ドアハッチバック4台 (2/2ページ)

かつては5ドアスポーツカーも存在していた!

3)マツダ・アテンザスポーツ

 2002年に実質的なカペラの後継車として登場したアテンザ。じつはカペラ時代にも5ドアハッチバックのボディタイプが用意されたこともあったが、アテンザとなってからは「スポーツ」のサブネームが付けられて5ドアスポーツカーというキャラクターで販売されることになった。

 フォーマルなセダン、スポーティーな5ドアハッチバック、実用性のワゴンとそれぞれにキャラクターが与えられてそれなりに受け入れられた感があったアテンザであったが、2代目にフルモデルチェンジした際に車格がアップしマツダのフラッグシップというポジションも担うようになったことでユーザー層が変わってしまったのか、初代ほどの人気を集められず、3代目になるタイミングで消滅してしまった。

4)三菱ギャランフォルティススポーツバック

 ランサーエボリューションXのベースとなったことでも知られるギャランフォルティス。当初は4ドアセダンのみだったが、遅れて追加されたのが、スポーツバックと呼ばれる5ドアハッチバックモデルだった。

 スポーツバックにはランエボのようなハイパフォーマンスグレードは用意されなかったが、ランエボと同じ4B11ターボエンジンを搭載した(出力は中低速域重視の240馬力)ラリーアートが存在し、2ペダルMTのツインクラッチSSTミッションを搭載したホットなグレードも存在し、走りと使い勝手を両立した存在となっていた。しかし、残念ながらそこまでの人気車種となることはできず、2015年3月にセダンと共に姿を消している。


小鮒康一 KOBUNA KOICHI

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愛車
日産リーフ(2代目)/ユーノス ロードスター/マツダ・ロードスター(2代目) /ホンダS660/ホンダ・オデッセイ(初代)/ 日産パルサー(初代)
趣味
長距離ドライブ
好きな有名人
ザ・リーサルウェポンズ

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