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フリードの魅力を解明! フリードプラスやクロスターとの違いは? (2/2ページ)

フリードの魅力を解明! フリードプラスやクロスターとの違いは?

この記事をまとめると

フリードはホンダが販売する小型ミニバン

■2020年上期の新車販売台数ランキング(乗用車)では7位にもランクインした

■この記事ではフリードの詳細について徹底解説する

木目調パネルのなどにより室内も上質に仕上げられている

 今、ミニバンが自動車市場を賑わせているのはご存じの通り。今回は2020年上期における新車販売台数ランキング(乗用車)の7位にもランクインしたホンダの小型ミニバン、フリードについて紹介しよう。

現行モデル(2代目)フリードの魅力

 2代目となる現行型フリードは、2016年に発売された。ガソリンモデルとハイブリッドモデルをラインアップし、ガソリンモデルは1.5リッターNA 直4 DOHCエンジンとCVTを採用。ハイブリッドモデルは1.5リッター アトキンソンサイクルDOHCエンジン+1モーターに7速DCTを組み合わせる「スポーツハイブリッドi-DCD」を搭載する。ガソリンモデルは最高出力129馬力、最大トルク153N・m。ハイブリッドモデルはエンジン最高出力110馬力、エンジン最大トルク134N・m、モーター最高出力29.5馬力、モーター最大トルク160 N・mを発揮。

 全長4265/4295mm、全幅1695mm、全高1710/1735mmのコンパクトなボディサイズながら、広い室内空間を持つのも魅力だ。外観は暮らしに寄りそうシンプルなデザインを目指したという。ボディカラーは9色から選択が可能だ。内装にはモカ色のファブリックシートやブラックのコンビシートを用意。見て、触れて心地の良い、素材にもこだわる。インパネには木目調のパネルを採用するなど上質な空間を実現している。

 ハンドリングや乗り心地の評価も高い。また小回り性能は5.2mとするほか、前方視界、斜め前方の視界を広く確保するなど、初心者や街中での運転などでも扱いやすい設計となっている。WLTCモード燃費はガソリンモデルのFFが17.0km/L、4WDが15.6 km/L、ハイブリッドモデルのFFが20.8km/L、4WDが19.8km/Lだ。

 ボディタイプや駆動方式などに選択肢が多いのも嬉しいところ。各グレードの価格は以下となっている(全て税込)。

 フリードB・Honda SENSING (FF/6人乗り)199万7600円、

 フリードG・Honda SENSING(FF/6人乗り)216万400円、(FF/7人乗り)218万2400円、(4WD/6人乗り)239万6900円、(4WD/7人乗り)241万8900円

 フリードCROSSTAR・Honda SENSING(FF/6人乗り)238万400円、(4WD/6人乗り261万6900円

 フリードModulo X・Honda SENSING FF/6人乗り)295万200円、(FF/7人乗り)297万2200円

 フリードHYBRID G・Honda SENSING(FF/6人乗り)256万1900円、(FF/7人乗り)258万3900円、(4WD/6人乗り)279万8400円

 フリードHYBRID CROSSTAR・Honda SENSING(FF/6人乗り)278万1900円、(4WD/6人乗り)301万8400円

 フリードHYBRID Modulo X・Honda SENSING(FF/6人乗り)325万6000円、(FF/7人乗り)327万8000円

 フリード+ G・Honda SENSING(FF)218万2400円、(4WD)241万8900円

 フリード+ CROSSTAR・Honda SENSING(FF)240万2400円、(4WD)263万8900円

 フリード+ HYBRID G・Honda SENSING(FF)258万3900円、(4WD)282万400円

 フリード+ HYBRID CROSSTAR・Honda SENSING(FF)280万3900円、(4WD)304万400円

フリードのモデルチェンジの歴史

 2008年に初代フリードの発売を開始。「This is サイコーにちょうど良いHonda!」をキャッチコピーとし、ミドルサイズミニバンでは大きすぎるという人がターゲットとされた。3列シートをベースとし、2列シート仕様の「FLEX」もラインアップ。登場時はガソリンモデルのみだったが、2011年にはハイブリッドモデルも追加された。駆動方式はハイブリッドモデルはFFのみ、ガソリンモデルはFFと4WDから選択可能となっていた。

 2016年にフルモデルチェンジを受け、現行型の2代目となる。ボディサイズは先代モデルに対し、全長を50mm拡大。全高はFF車で5mm、4WD車で10mm低くした。一方、全幅とホイールベースは先代の数値を維持。ウォークスルー幅は1列目で50mm、2列目で25mm拡大したほか、スライドドア開口幅を20mm拡大、またステップ高を15mm下げて乗降性を向上させている。

 先進安全装備には衝突軽減ブレーキ、誤発進抑制機能、歩行者事故低減ステアリング、路外逸脱抑制機能、アダプティブ・クルーズ・コントロール、車線維持支援システム、先行車発進お知らせ機能、標識認識機能をセットにした「ホンダセンシング」を採用する。

 さらに2列シート仕様の「フリードプラス」を追加。「フリードプラス」のボディをベースに二段ヒンジ式スロープを備えた福祉車両、「車いす仕様車」もラインアップされた。

 2017年にはホンダアクセスが専用に開発したカスタマイズパーツを装着する「Modulo X(モデューロ エックス)」が登場。フロントグリル、フロントエアロバンパー、リアロアスカート、サイドロアスカート、テールゲートスポイラーなどの専用パーツを採用するほか、四輪の接地バランスを最適化、専用サスペンションの採用やアルミホイールの剛性最適化によって上質でしなやかな走りを実現した。2020年にマイナーチェンジを実施。新たなエアロパーツの採用などにより、さらなる走行性能の向上を図った。

 さらに、2019年のフリードのマイナーチェンジに伴い、クロスオーバースタイルの「クロスター」が新たにラインアップに加わった。

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