表面を削るだけじゃダメ! トラブルを避け寿命も延ばせる「新品タイヤ」の慣らしとは (2/2ページ)

気持ち抑えめに走るだけでも効果あり!

 以上はタイヤメーカーが発表しているメリットで、それ以外にも昔からよく言われるのは、タイヤ内部の繊維がゆっくりと馴染むことで、乗り心地がよくなったり、繊維の切れが防止できるので寿命が伸びるとも言われている。

 やはりタイヤも慣らしをしたほうがいいのは確かなのだが、実際は速度を抑えて、100kmや200kmも走るのは無理なことも多い。その場合は、気持ちとして抑え気味に走るだけでも、効果はある。コーナーでもロールをあまりしないように心がけるなど、とにかくタイヤに無理な負荷をかけないようにするという意識が大切というわけだ。新品タイヤにしたら、ぜひ慣らしを励行してみてほしい。


近藤暁史 KONDO AKIHUMI

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愛車
フィアット500(ヌウォーバ)/フィアット・プント/その他、バイク6台
趣味
レストア、鉄道模型(9mmナロー)、パンクロック観賞
好きな有名人
遠藤ミチロウ、岡江久美子

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