いまやバカ売れジャンルのクロスオーバーSUVも存在した
ロングノーズ/ショートノーズ
ハコスカなどであったのがロングノーズとショートノーズ。もともとは2代目がレースに出るために直6を積むべく、エンジンルームを伸ばしたことに由来する。その後も6気筒を積むGT系は鼻が長かった。今やスカイラインに限らず、短いボディと長いボディの2タイプを用意するクルマはほぼ見当たらないが、ロングノーズには別格感があったものだ。
SUV
12代目のV36に追加で登場したのが、SUVのスカイラインクロスオーバー。ハッチバックとしても6代目以来となる。セダンをベースにリヤまわりを改めてデザインしているのだが、破綻もなく、流麗なスタイルがもち味のプレミアムSUVだった。3.7リッターのV6を積み、走りも爽快だっただけに、その後もうまく熟成を続ければよかったのではないだろうか。
おまけ:スカイラインズ・ミニ
スカイラインズミニを名乗ったのが、ラングレー。3代目まであって、そもそも初代からスカイラインの弟分的なイメージだったが、3代目のキャッチフレーズはズバリ「スカイラインズ・ミニ」で、リヤランプはもちろん丸テールだった。パルサーベースなので、サイズは小さかったが、今でも似た物、兄弟車戦略というのはうまくやればアリのような気もする。