バンにSUVにミニまで!? 13代の歴史のなかには色々あった「スカイライン」の衝撃バリエーション (2/2ページ)

いまやバカ売れジャンルのクロスオーバーSUVも存在した

ロングノーズ/ショートノーズ

 ハコスカなどであったのがロングノーズとショートノーズ。もともとは2代目がレースに出るために直6を積むべく、エンジンルームを伸ばしたことに由来する。その後も6気筒を積むGT系は鼻が長かった。今やスカイラインに限らず、短いボディと長いボディの2タイプを用意するクルマはほぼ見当たらないが、ロングノーズには別格感があったものだ。

SUV

 12代目のV36に追加で登場したのが、SUVのスカイラインクロスオーバー。ハッチバックとしても6代目以来となる。セダンをベースにリヤまわりを改めてデザインしているのだが、破綻もなく、流麗なスタイルがもち味のプレミアムSUVだった。3.7リッターのV6を積み、走りも爽快だっただけに、その後もうまく熟成を続ければよかったのではないだろうか。

おまけ:スカイラインズ・ミニ

 スカイラインズミニを名乗ったのが、ラングレー。3代目まであって、そもそも初代からスカイラインの弟分的なイメージだったが、3代目のキャッチフレーズはズバリ「スカイラインズ・ミニ」で、リヤランプはもちろん丸テールだった。パルサーベースなので、サイズは小さかったが、今でも似た物、兄弟車戦略というのはうまくやればアリのような気もする。


近藤暁史 KONDO AKIHUMI

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フィアット500(ヌウォーバ)/フィアット・プント/その他、バイク6台
趣味
レストア、鉄道模型(9mmナロー)、パンクロック観賞
好きな有名人
遠藤ミチロウ、岡江久美子

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