残価設定率で支払額に大きな差が出ず
ローンを組むと一気に身近となる秘密を探ると、両車に設定されている5年後の残価率にあった。ノアの5年後の残価率は計算してみると30%となった。そしてアルファードを計算してみると、約45%となった。アルファードのほうが約15%残価率は高くなるので、一気にノアとの月々の支払い額の差を縮めているのである。
新車販売業界の事情通によると、「約45%というアルファードの設定残価率は低いように思えます。55%で設定しているというディーラーもあると聞いています。アルファードは国内だけでなく、海外でも中古車人気は高いですから、支払い最終回を待たずに下取り査定を行えば、もっと条件が良くなるのはほぼ確実ともいわれています」とのこと。「長く乗るより、最長でも5年ぐらいで乗り換えるのがアルファードではおすすめ」とセールスマンは付け加えてくれた。
高級ミニバンと言われながらも、その人気の高さからローンを組むと、格下のノア系並みに支払い負担が軽くなるアルファード。それだけ、中古車市場での人気の高さが“鉄板”なことを物語っているといっていいだろう。