ファッションモデルのイチオシは「レクサスの赤」! 女子に推したい国産車の「オシャレ」ボディカラー5つ (2/2ページ)

どんな服装やメイクにも似合いそうなボディカラーも!

 続いて、近年の女性のファッションでは、長らくベーシックカラーの基本だったブラックから、ネイビーにシフトする女性がとても増えていると感じます。ジャケット、パンツ、パンプスやバッグまでも、ブラックをあわせる代わりにネイビーをもってくる方が、なんだか都会的で垢抜けて見えるようなのです。だからクルマも、これまではちょっと中途半端な選択かな、と思われがちだったネイビーにスポットライトが当たりそう。

 なかでもオススメは、ホンダCR-Vのプレミアムクリスタルブルー・メタリックです。クリアな輝きのなかに深みのある、特別なブルーということで、光が当たるところでは少し明るめのブルーが女性を引き立て、夜は落ち着いたネイビーの艶がシックに演出してくれます。塗装工程にもこだわっていて、ソリッドとメタリックの2つのカラーを重ねた丁寧な塗装になっているとのこと。これならどんな服装やメイクにも似合いそうですよね。

 次に、そうは言ってもやっぱりモノトーンが好きだな、という女性にオススメしたいのが、マツダ MAZDA2のマシーングレープレミアムメタリック。マツダといえば近年は、広島カープのヘルメットにも使われているソウルレッドが大人気で、艶やかで深みのある色合いをさらに進化させた、最新のソウルレッドプレミアムメタリックも、もちろん女性に似合います。でもそれと同様に試行錯誤を重ねて、クルマのデザインの一部として造形を表現できるような、機械が放つ精緻な美しさの追求をテーマに、マツダ渾身の新色として登場したのが、マシーングレープレミアムメタリックです。女性の洋服にも、身体のラインを美しく見せてくれる色やカッティングがあるものですが、そのボディカラー版と言える色ではないでしょうか。

 このマシーングレープレミアムメタリックをまとったMAZDA2を見ていると、とても躍動感があって生き生きとして見えるのです。決して華やかな色ではないけれど、素の美しさが伝わってくる色。ちょっと謎めいたクールな女性にも似合うのではないかなと思います。

 そして最後は、可愛い雑貨やレトロな雰囲気、オールディーズなどが好きな女性に刺さりまくる、ムーヴキャンバスのパールホワイトIII&ファインミントメタリックのツートーン。もうこれはクルマもボディカラーも大ヒットしていますが、7パターン揃うツートーンカラーのどれもが、ムーヴキャンバスの雰囲気にも合い、見ているだけで癒されたり、幸せな気分になれそうなカラーばかりです。8色のモノトーンもいい感じのカラーですが、やっぱりせっかくならツートーンを選んで、ホワイトのホイールを履いてレトロ感いっぱいで乗るのが気分。ファインミント、ミストピンク、マイルドモカのカラーはインテリアの差し色にも使われていて、室内に乗り込んでからも癒されます。毎日がんばりすぎないで、のんびり行こう。そんな気持ちにさせてくれそうなカラーです。

 というわけで、気になる色はありましたか? 占い師さんに聞くと、女性が選ぶ洋服の色によって、その人の運勢や今後の状況までわかることがあると言います。いつかそのクルマを手放す時のために、下取り額が高そうな色を選ぶという人もいますが、そのために好きでもない色のクルマを買い、毎日乗るというのはあまりにもつまらないのではないかな、と個人的には思います。せっかくなら、自分の心の声をしっかり聞いたり、家族や恋人などに客観的に見てもらったりして、乗るたびに心が喜ぶ色のクルマを選んでみてはいかがでしょうか。


まるも亜希子 MARUMO AKIKO

カーライフ・ジャーナリスト/2024-2025日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員

愛車
MINIクロスオーバー/スズキ・ジムニー
趣味
サプライズ、読書、ホームパーティ、神社仏閣めぐり
好きな有名人
松田聖子、原田マハ、チョコレートプラネット

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