MTで乗れる貴重なセダンが100万円を切っている!
3)スバル・レガシィB4
日本では残念ながら販売が終了してしまったレガシィB4。最終型となる6代目は2014年に登場し、ボディサイズは先代型よりもさらに大型化されてスバルのフラッグシップセダンにふさわしい堂々としたスタイリングを持ち合わせていた。
海外では水平対向6気筒3.6リッターエンジンも設定されたが、日本仕様は水平対向4気筒2.5リッターエンジンのみのラインアップ。とはいえ、もともと振動の少ない水平対向エンジンだから4気筒だからといって興ざめすることはない。またスバルのアイデンティティでもあるシンメトリカルAWDのおかげで路面状況を問わず安定した走りができるというのも美点と言えるだろう。
そして何より、ついこの間まで新車で販売されていたモデルにもかかわらず、100万円を下まわる金額から見つけることができるのだ。もちろんスバルが誇るアイサイトは標準装備だから、安全性も快適性も高い。
4)マツダ・アテンザ
マイナーチェンジのタイミングでMAZDA6と改名されたため、期せずして絶版車となったアテンザ。こちらもマツダのフラッグシップセダンということもあって堂々としたボディサイズに充実した装備、そして快適な乗り味と高級セダンの基本はしっかり押さえられている。
その上でマツダらしいスポーティーさも持ち合わせており、マツダ自信のディーゼルエンジン、SKYACTIV-Dにはこのクラスでは希少な6速MTの設定もあって、積極的に走りを楽しみたいユーザーにもオススメできるのだ。
さすがにMT車のタマ数は少ないものの、中古車市場では安いものでは80万円台から存在し、MTにこだわらずガソリンエンジンでもOKということならば50万円台からという手ごろな価格となっている。