最適な位置で使ってこそ安全性が高まる
とはいえ、ヘッドレストの高さが調整できるのは、安全上とても有効なので、これを活用しない手はないだろう。
万が一の際、首のむち打ちなどのダメージを最小限にするためには、ヘッドレストの中央が、耳の上部と同じ高さになるように調節するのが肝要。「ヘッドレストなんて、一度も調整したことがない」という人もいるかもしれないが、取り外せる云々は別として、一度きちんと高さを合わせるようにしてみよう。
なお、後部座席については、保安基準の義務はないが、メーカー純正でついていたヘッドレストをわざわざ取り外したとなると、車検に通らない場合もある。
なにより、後席の人の安全を守るためにも、後席に人を乗せる際は後席のヘッドレストも活用するようにしたい(バンやその他で、新車時から後席にヘッドレストがないクルマは別)。