専用色のボディカラーが用意されるなど気合の入ったモデルも
3)トヨタFJクルーザー ファイナルエディション
トヨタが2006年から生産、販売をしていたSUVのFJクルーザー。その名前からも分かるようにFJ40型ランドクルーザーをモチーフとした外観が特徴で、販売されるやいなや人気車種となったモデルだ。しかし、当初は北米市場専用車であり、日本に導入されたのは2010年から。それ以前にも多くの並行輸入車が存在し、その人気っぷりからトヨタが日本導入を決めたとも噂されるほどだった。
そんなFJクルーザーも2017年に販売終了がアナウンスされ、そのときに設定されたファイナルエディションは専用ボディカラーとなるベージュを纏い、それに合わせてシートや内装パネルにもベージュを採用。そして内外装の各部をブラックアウトした特別感溢れるものだった。
4)マツダ・ユーノスロードスター SRリミテッド
ライトウェイトオープン2シーターとして、世界で最も売れたモデルとしてギネスにも認定されているロードスター。もちろん現行モデルも存在し、今のところは販売終了の噂も全くない人気車種だ。
しかし、そんなロードスターにもファイナルエディション的なモデルが存在していた。それが初代のユーノスロードスターがフルモデルチェンジをする直前にリリースされた700台限定のSRリミテッドがそれだ。
一部では“サヨナラリミテッド“とも言われるこのモデルのカタログには、デビューからSRリミテッドまでのユーノスロードスターの年表が記載され、一般ユーザーからモータージャーナリストまでがユーノスロードスターについて想いを語り、海外のユーザーの声まで掲載されていた。これだけみるとまるでロードスターの販売が終了するのかと思ってしまうほどの作りだった。
そんなSRリミテッドには、人気のシャストホワイトと、専用色のスパークルグリーンメタリックのボディカラーと、専用表皮のシート、専用メーターなどがおごられていた。