放置していると健康に被害を及ぼすものも!
5)エアコンフィルター
グローブボックスを外すことができれば、その奥から簡単に取り出せる。今やエアコンは1年中使われるので汚れやすい。まだ大丈夫だろうと無理して使い続けるのは健康にもよくないので、気になる場合は交換してしまおう。
6)タイヤ
タイヤのチェックポイントはふたつ。空気圧と、表面の状態を確認すること。純正指示の空気圧は運転席のドアを開けたところに表示があるので、これに従う。点検と補充は給油のついでにガソリンスタンドで行うとラクだ。表面の状態は、溝の量はもちろんのこと、ヒビが入っていないかを4本すべてチェックする。ローテーションはスペアタイヤが積まれていればDIYでも可能だったが、パンク修理剤しかないのが普通なので、最近では難しくなってきているのは残念。
7)ブレーキ
ユーザー自らが分解するのは問題ないとはいえ、知識と工具が必要なので実際は難しい。ただディスクブレーキについてはホイールの間から見えることもあるので、パッド残量だけでも見ておこう。普段は気にしていない部分だけに、改めて確認するとかなり減っていることもあるし、減っていなくても今の状態を知っているというのは安心感につながる。
以上、7つのポイントを紹介したが、1時間もあれば完了するだろう。最後に行ってほしいのがボディをぐるりと一周しながらボディそのものの点検。運転席側はいつも見ていても、反対側は意外に見ないだけに、とヘコミやキズを発見することもあるので、ぜひ行ってほしい。