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若者はお金がかかるから「クルマに乗らない」のか? クルマを買うと1カ月いくらかかるのか計算した (1/2ページ)

若者はお金がかかるから「クルマに乗らない」のか? クルマを買うと1カ月いくらかかるのか計算した

この記事をまとめると

■実際にクルマを所有するとどのくらいの費用がかかるのかをシミュレーション

■駐車場代、任意保険代、自動車税代、車検代などが必ず必要となる

■クルマを保有すると最低限必要な費用は2万5000円/月という計算になる

任意保険料が払えるかどうかは事前に確認が必須!

 クルマ=お金がかかる、というイメージで未だに愛車を持つことを躊躇している人は少なくない。確かにクルマがないと日常生活に不便が生じるという地域の方でなければ、いくらクルマに興味があっても二の足を踏んでしまうのも致し方ないところ。

 では、実際にクルマを所有するとどのくらいの費用がかかるのだろうか? これは地域や年齢によっても変わってくるので、すべての人に当てはまるわけではないが、一例として考えてみることにした。

 まず、クルマを所有する上で必要不可欠なものが、駐車場だろう。一部の地域を除いては軽自動車であっても車庫証明の申請が必要になるので、なんならクルマを購入するよりも前に見つけなければならないものとなっている。

 車庫証明を申請するにあたっては自宅(使用の本拠の位置)から半径2km以内でなければならないため、必然的に自宅周辺で探すことになる。そのため、都市部に住んでいるほど高くなってしまうが、全国平均はおよそ8,000円強となっており、おおよそ1万円前後というのが相場のようだ。

 次に自動車を買ったら必ず加入しておきたい任意保険。あくまで任意となっているが、万が一の事故のとき、相手側への補償がなされることを考えれば、入らない選択肢はなしだ。

 任意保険は車種や加入者の年齢、条件などで金額は変わってくるものの、20代のユーザーで車両保険は付けずに必要な補償をチョイスすると、平均で年間7万円ほど。月にすると6,000円弱という計算になる。

 もしこの額すら払えないというのであれば、一旦クルマを所有することは諦めた方がいい。月6,000円すら払えない人が、万が一事故があったときに相手への賠償ができるとは到底思えないからだ。

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