まるでガンダムのような現行車も登場
3)プリムス・ロードランナー スーパーバード
当時クライスラーが展開していたプリムスブランドからリリースされていたいわゆるマッスルカーのロードランナー。同名のワーナーブラザースのキャラクター、ロードランナーをマスコットキャラクターとし、同キャラクターの鳴き声をクラクションの音に採用したことでも知られるモデルだ。
そんなロードランナーがナスカーへ参戦するためのホモロゲーションモデルとしてリリースされたのがスーパーバードだ。フロントセクションもベース車の面影がなくなるほど変更されているが、リヤウイングに至っては高さ70センチとも言われ、ルーフよりも明らかに高い位置に備わっており、真横から見た姿はまるでロケットのようだった。
※写真はミニカー
4)ホンダ・シビック タイプR
もともとスポーティーなモデルであったシビックをベースに、レーシングエンジンと見まがうような高回転型のエンジンとサーキット走行も許容するハードなサスペンション、そしてそれを受け止めるボディ補強が施された硬派なモデルとして登場したシビックタイプR。
初代はベース車にほど近いエアロパーツ程度だったが、代を重ねるごとにエアロパーツ類は大型化。ターボエンジンを搭載するようになった先代モデルからはそのテイストが顕著になり、現行型では大型リヤウイングのみならず、数多くの空力パーツが装着されて、まるでガンダムかのようないかつさを醸し出している。