レクサスNXに専用カラーで仕立てた2タイプの特別仕様車を設定 全車仕様向上も実施

内外装を特別色で仕立てた上質モデルに変身

 レクサスは、プレミアムコンパクトSUV「NX」に、ふたつの特別仕様車を設定し発売した。どちらも内装と外装に専用の配色を与えたことで、特別な雰囲気に仕立てられている。

 NX300h/NX300のI Packageをベースに仕立てられたSpice & Chicは、インテリアにワインレッドのような色合いのクリムゾンレッドカラーベースと、ブロンズカラーベースの2タイプのカラーコーディネイトを設定している。

 前者はブラック&クリムゾンの内装色に加え、クリムゾンレッドを用いたステッチやシルバーカラーのオーナメントパネルが組み合わされる。

 もう一方のブロンズカラーは、ブラックの内装色をベースにブロンズカラーのオーナメントやステッチを配した、上質な雰囲気となっている。クリムゾンレッド仕様はシートの一部がレッドになる2トーン仕様だが、ブロンズカラーはステッチカラーのみ変更されたブラックベースとなる。

上質な内装色に合わせて、外観にも手を加えられている。高輝度シルバー塗装のフロントロアバンパーモールや、ボディカラー同色となるフェンダーアーチモール、ブラック塗装のドアミラー&足元照明が採用されている。

 さらに、アルミホイールはダークメタリック塗装のほか、メーカーオプションとしてブロンズ塗装も用意。好みに合わせてコーディネイトできる点も見逃せない。そのほかブラインドスポットモニターやリヤクロストラフィックアラートを標準装備とし、安全性も向上させている。メーカー希望小売価格(税込み)は、NX300hベースが552万3000円(2WD)〜578万8000円(4WD)、NX300ベースが487万9000円(2WD)〜514万4000円(4WD)。

 もう1台のCool & Brightは、NX300/NX300のF SPORTがベース。インテリアはレクサスの走りの象徴である、Fが採用するブルーカラーをシートなどのステッチにあしらうことでスポーティさを強調させた。

 外観は、ブラックスパッタリングアルミホイールを装着。作動の茶筅をモーチフにしたというデザインは、造形美と光のコントラストが印象的なディテールとなっている。

 そのほか、ボディカラー同色となるフェンダーアーチモールを採用し、スタイリッシュさを際立たせている。こちらもSpice & Chicと同様に、ブラインドスポットモニターやリヤクロストラフィックアラートを標準装備させた。メーカー希望小売価格(税込み)は、NX300hベースが606万2000円(2WD)〜632万7000円(4WD)、NX300ベースが541万8000円(2WD)〜568万3000円(4WD)。

 また、NX全車も一部改良が施されている。パーキングサポートブレーキ(静止物)を標準装備とし、安全性を向上。さらに、マルチメディアシステムがSmartDeviceLink、Apple CarPlay、Android Autoに対応。iPhoneやAndroidスマートフォンを接続することで、10.3インチワイドディスプレイと連携し、リモートタッチなどによって画面操作や音声操作が可能になる。


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