快適なドライブを楽しむための気遣いも心がけるとグッド
4)服装に応じてブランケットなどで足もとを対策
続いて、エアコンの話にもつながりがありますが、とくに座面が低いスポーツカーなどに女性を乗せる場合に、気にしてあげたいのが足の露出です。座ることによって、立っているときよりもスカート丈が短くなってしまうので、目のやり場に困る男性もいるかもしれませんね。
そんなときのために、車内にブランケットなど膝掛けになるものを準備しておくと安心です。「これ使って」と手渡してあげるだけで、好感度急上昇。ブランケットは肌を隠すだけでなく、寒さの調整にも使えるし、助手席側に直射日光が直撃している場合に身体をカバーしたりと、いろんなシーンで活躍します。
5)BGMにもご用心を!
次に、意外と無頓着な人が多いのが、車内のBGM。昔は、カセットテープに好きな曲をまとめてダビングして、ドライブデートのための音楽を用意した男性も多かったのですが、それは彼女のことを想って喜びそうな曲を集めていたものでした。でも近ごろはスマートフォンをクルマと接続して、いつでも好きな曲が聴けるようになったこともあり、そうした「彼女スペシャル」的な音楽をセレクトして用意する男性も減ったように思います。
ハードロックやヘビーメタル、レゲエなど癖の強い音楽が好きな男性は要注意。自分が好きだから相手も聴いていて心地いいだろう、という思い込みはやめましょう。合わない音楽がずっとかかっている車内というのは、けっこう苦痛です。彼女の好みを聞いて、自分と合うならOKですが、もし合わないようなら無難にラジオなどにしておいたほうがいいでしょう。
6)さり気なくトイレ休憩を提案する
そして最後は、さりげなく気遣ってあげてほしいトイレ休憩。なかなか女性からは、トイレに行きたいとは言いだしにくいものなのです。ドライブ中に飲み物を楽しむのはいいのですが、必ず生理現象は起こりますよね。サービスエリアやコンビニ、道の駅など、トイレにも寄れる場所があったら、男性の方から定期的に「ちょっと寄ってこうか」と声をかけてあげると、とても嬉しいものなのです。
一般的にも、男性より女性の方がトイレが近いと言われていますので、女性からすると「さっき寄ったばかりなのに、また行きたいとはいいにくいな」と遠慮してしまいます。必死にガマンして体調を崩してしまうこともあるので、ぜひ男性から休憩を提案してあげてほしいと思います。
というわけで、ドライブデートで女性が本当にしてほしいエスコートとは、決してうやうやしくドアを開けるなどというお嬢さま扱いではなくて、ちょっとした気遣いばかりなんですね。高いお金がかかることでも、難しいテクニックがいることでもないので、ぜひ次回から取り入れてみてほしいと思います。コロナに負けず、思い出に残るドライブデートを楽しんでくださいね。