輸入車のなかでも取りわけ独自の世界観を持つイタフラ車
輸入車の魅力と言えば、やはり日本車にはない独特の雰囲気が挙げられる。絶対的な性能や信頼性だけでいうならば日本車が優れているだろうが、数値に現れない乗り味や雰囲気という点で輸入車をチョイスするユーザーも少なくないのだ。
そんな輸入車のなかでもとくにキャラクターがはっきりしている車種が多いのが、イタフラ車と呼ばれるイタリアやフランスを本拠地とするメーカーの車両たち。今回はそんな独特の雰囲気を楽しむことができる現行イタフラ車をご紹介しよう。
1)ルノー・カングー
現地ではどちらかというと働くクルマとして使われることが多い、フルゴネットタイプのボディを持つカングー。日本車で言うところの日産 NV200バネットと同じようなポジションにある車種と言えるだろう。しかし、カングーの癒し系とも言われるルックスと乗り味に魅了されるユーザーが続出。
気づけばカングージャンボリーという大型イベントが定期開催されるほどの人気車種となり、日本専用の限定モデルが毎年発表されるほどとなっている。残念ながら2021年をもって現行モデルが終了することがアナウンスされているが、恐らく新型となるカングーも日本で人気となることは間違いないだろう。