
今スペアタイヤの代わりに搭載するクルマが多いパンク修理キット
積んでいても自分で交換できない人もいるうえに、省燃費のための軽量化などの理由から、スペアタイヤの搭載車は減り、代わりに増えているのがパンク修理キット。ラゲッジのフロアを上げると、中に穴を塞ぐための液剤や空気を入れるためのコンプレッサー、説明書などが入っている。原理としては昔からあるパンク修理剤と同じで、液剤を注入すると穴の部分だけ固まって、塞いでくれるというもの。
一見すると便利そうだが、パンクした現場でいきなり使いこなすのは至難の技だし、サイドからの空気漏れには使用不可。トレッドでも裂けたものはダメだし、穴も4mm以上だと埋まらなかったりする。
またよく言われるのが、直ったとしてもあとの処理が大変ということ。