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買うなら「守り」に入るべからず! 個性派ボディカラーが「映える」現行車7台 (1/2ページ)

買うなら「守り」に入るべからず! 個性派ボディカラーが「映える」現行車7台

個性的なカラーがモデルの魅力を最大限に引き出すことも

 かつて、ボクが初めての愛車を選んだきっかけが、ボディカラーだった。夜の都会の交差点を、颯爽と駆け抜ける深い紺のボディカラーをまとったクーペにぞっこん。そのクルマの名前を探し出し、候補車に決めたのだ。クルマはいすゞ117クーペ。ボディカラーは今でも覚えている「アドリアブルー」だ。が、残念ながら、それからしばらくして117クーペの購入にたどり着いた頃には、アドリアブルーはカタログから消え、結果、泣く泣く、パルティノンアイボリーというベージュ系のボディカラーを選んだのだった。

 今では、クルマのボディカラーと言えば、シルバーメタリック、パールホワイト、ブラックパールが人気だ。以前、乗っていた2代目オデッセイ・アブソルートの購入時にも、パールホワイトだと売却する際、ほかのボディカラーより高く売却できる可能性がありますよ……と担当セールスに言われ、生まれて初めての白いクルマを購入した経験がある(実際、高値で売却できた)。

 さて、街にはモノトーンのシルバー、ホワイト、ブラックのクルマがあふれているが、たしかにシルバーは手入れが楽。実際、現愛車もリフレックスシルバーと呼ばれる淡いシルバーメタリックで、ホコリや小傷が目立たず、助かっているが、魅力的な、個性的なボディカラーとは対極にある。言い換えれば、つまらない。

 そこで、ボディカラーを見ただけでもそのクルマが欲しくなるほどの、魅力的かつ新鮮なボディカラーを持つクルマを探してみた。その多くは2トーンカラーであり、モノトーンに比べ、クルマの存在感、価値を大きく高めてくれる効果さえあるように思う。

1)トヨタRAV4

 まずは、トヨタRAV4。ガソリン車かつもっともオフロード向きのアドベンチャーグレードのみに用意されるアッシュグレーメタリック×シアンメタリック、およびアッシュグレー×アーバンカーキの2トーンである。モノトーンだと意外なほど地味に見えてしまう(失礼)RAV4を、ひときわ輝かせてくれる、アウトドアや海、山に素晴らしく似合う2トーンである。RAV4の魅力を大きく引き出してくれると思っているから、開発陣にほかのグレードにも2トーンを設定してほしいと、会うたびに進言しているところだ。

2)スズキ・ハスラー

 今日は何色のハスラーを見ましたか? というキャッチフレーズ(先代)でおなじみのスズキ・ハスラーの新型も、わくわくするようなボディカラーがそろっている。とくにアクティブイエロー×ホワイト2トーン、チアフルピンク×ホワイト2トーン、ブリスクブルーメタリック×ホワイト2トーンの3色は、ハスラーのコンセプトや楽しさを最大限に引き出すボディカラーと言える。このサイズ、軽自動車、ワゴン×SUVのコンセプトだから成立するカラフルさが楽しすぎるではないか。毎日の生活を鮮やかに彩ってくれること間違いなしである。

3)ダイハツ・タフト

 最新のクロスオーバー軽のタフトも、ワイルドなバックパッカーというコンセプトを見事に色で表現したボディカラーが用意されている。それはフォレストカーキメタリック、レイクブルーメタリック、サンドベージュメタリックの3色。ピックアップトラックをイメージした角ばったライバルなきエクステリアデザインの個性、魅力を引き出す渋くもあるカラーである。しかも、あえて別料金になる2トーンカラー(ルーフ)を採用せず、Gグレードには黒く見えるスカイルーフトップより前をブラックアウトすることで、2トーンに見える工夫がなされている点にも注目である。タフトのタフトらしさをもっとも表現している3色だと思う。

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