義務ではなく国内メーカーが自主的に装着している
普段AT車にしか乗らない人には当たり前かもしれないが、MT車とAT車、両方に乗る人にとっては、AT車でギアを「R」(リバース)に入れると、「ピー、ピー」と警告音が鳴るのは気になるところ。
じつはこれ、国産車ならではの安全対策で、1980年代、国内でAT車の普及が一気に進んだ時期に、誤発進を防ぐために採用されたアイディア。
法律や保安基準などで義務付けられたものではなく、国内メーカーが自主的に装着して定着したものなので、輸入車のAT車では「R」に入れても音がしないのが一般的。
ある意味、親切な装備だが、なぜAT車だけでMT車にはないのか?