供給過多が原因で市場価格が下がってしまうことも
ではなぜここまで中古車価格に差が出るのだろうか? そもそも輸入車、とくに高額なモデルについては、そもそも値引き幅が大きく設定されていることが多く、必ずしも定価で購入しているわけではないという点がひとつ。
そして、海外から車両が届くまでに時間がかかるため、各ディーラーがある程度の見込み在庫を抱えており、その結果供給過多となって市場価格が下がってしまうという残念な点も理由となっている。
また、フラッグシップモデルとはいえ信頼性に関しては国産車には及ばない輸入車ということで、中古車を狙うユーザーが二の足を踏んでしまうということもある。
※画像は750Li xDrive
ただ、逆に考えるとこれらの問題がクリアになれば、現行モデルでも圧倒的に安く購入することができるということなので、ある意味では非常にお買い得な存在ということも言える。
恐らく手放すときにはさらに安くなってしまうだろうが、次も同じように2年落ちくらいの上質なモデルを安く購入すれば、そこまで損はしないのではないだろうか。