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「高い」モノを選ぶべきクルマの消耗品と「安く」ても十分なモノとは! 代表的な6つのパーツで「差」を解説 (1/2ページ)

「高い」モノを選ぶべきクルマの消耗品と「安く」ても十分なモノとは! 代表的な6つのパーツで「差」を解説

長い目で見ると価格差による効果が感じられるものも!

 自動車に限らず、価格の差は品質の差。品質は素材や構造だけでなく、デザインのよさというものも含まれ、安い物よりは高い物のほうが優れているというのが一般論だ。しかし、高いだけで品質がじつは悪いものなどもあって、例外があるのが難しいところ。

 自動車の部品などにも、一見すると同じ機能のものでも価格が違う物がけっこうある。形や適合に変わりないだけに悩ましいが、それぞれ価格によって何が変わるのかを解説しよう。

1)オイル

 価格の差はベースオイルと添加剤の差。つまりオイルを構成するものすべてにおいて、質が違うし、添加剤では入れられている量も違う。安いものは初期性能も落ちるので、安い物をマメに交換すればいいというのは当てはまらない。すぐにダメになるわけではないが、長い目で見ると摩耗が進みやすかったり、燃費が落ちたりする。

2)バッテリー

 バッテリーの場合は内部の極板の素材や形状などに違いがあって、高い物は内部抵抗が少ないなど効率がよく、長持ちする。保証期間に注目すると、価格と期間がリンクしていることがわかるだろう。普通に使う分に差はなくても、ストレスがかかったときに差が出ると思っていい。

3)タイヤ

 ゴム(コンパウンド)の質が一番の差であり、トレッドパターンの設計にも差がある。タイヤの場合はわかりやすく、高い物はグリップがよかったり、エコ性能に優れていたりする。また最近では性能を維持しながら長持ちするというのも、高いものの特徴のひとつ。

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