お金もないし手間もかけたくない! それでも「ヤレた」愛車に「しゃっきりした見た目」を取り戻す方法5つ (2/2ページ)

すき間に溜まった汚れもクルマの印象を悪化させる

3)ガラスは隅々まできれいに

 ボディに対して、ガラスの面積というのはかなりのボリュームを占めている。つまりここがツルツルだと、全体の印象をグッと輝いたものにしてくれるのだ。拭きやすい真ん中部分はきれいでも、肝心な四隅も含めた枠の部分は汚かったりする。実際に見てみると砂ボコリなどが溜まって汚れているハズだ。ウインドウの輪郭をなぞるように隅まで拭き上げると、パリッとした印象になる。

4)パネルのすき間もきれいに

 フェンダーの間など、外したり、開けたりして拭くことができない部分は仕方がないとて、ボンネットやドア、給油口のフタなど開けられる部分は開けてきれいに拭き上げる。閉めてしまえば見えなくなる部分でも、外から見えるすき間の部分がすっきりと黒いとボディ全体が引き締まって見える。クルマのプラモデルで使われるスジ入れというテクと同じで、パネルのフチをくっきりとさせることができる。

5)水アカを落とす

 相当マメに洗車をしていても、水アカは付いてしまうもの。付着自体は仕方がないとはいえ、これも全体をくすんで見せる原因のひとつだ。除去するにはコンパウンドで磨くのが細かいキズも取ることができてベストだが、素人には無理だし、さらにキズを作ってしまう可能性もある。洗車のついでに気軽に行なうなら、水アカ落としクリーナーを使うか、扱いやすくて汚れ落とし力も高い、ハンネリワックスをかけて、ひと皮剥いてやるのがいい。完璧にツヤツヤにはなるわけではないが、予想以上に汚れが取れて驚くはず。もちろん、塗装もかなりくすみが取れてリフレッシュされる。

 以上、5つのポイントを紹介したが、どれも洗車時にひと手間かけるだけのもの。完全にくすみを取ることはできないが、定期的に行なうことで進行を遅らせることができ、気持ちいい輝きを長期間楽しむことができるので、ぜひトライしてみてほしい。


近藤暁史 KONDO AKIHUMI

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フィアット500(ヌウォーバ)/フィアット・プント/その他、バイク6台
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レストア、鉄道模型(9mmナロー)、パンクロック観賞
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遠藤ミチロウ、岡江久美子

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