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「車両通行帯」と「センターライン」で意味が違うから複雑! 白実線・白破線・黄実線の意味とは (1/2ページ)

「車両通行帯」と「センターライン」で意味が違うから複雑! 白実線・白破線・黄実線の意味とは

白色の破線と実線の違いは道路幅で決まっている

 破線と実線、白色と黄色、さらには白色の二重線や、白と黄色の二重線など、様々な組み合わせがあってややこしいセンターライン。それぞれ、何がどう違うのかと問われると、自信のない人も多いと思われるので、ここで再度確認しておこう。

 まずセンターラインの白線。センターラインの白線には、破線と実線の二種類があり、白色の破線は、センターラインの右側へはみ出して通行してもOK。前走車を追い越したり、バス停で止まった路線バスなど、駐車車両を避けるためにはみ出すことが許される。

 一方、白色の実線はセンターラインの右側へはみ出しての通行するのは原則禁止。この白色の破線と実線の違いは、道路幅で決まる。

 具体的には、道路の片側の幅が6m未満の道では、白色の破線になり、6m以上の道では、実線が採用され、白色の実線の道であっても、はみ出さなければ追い越しも可能(現実的には、オートバイかよほど小さいクルマ以外、はみ出さずに追い越すのは難しい……)。

 また、例外的に片側の道路の幅が6m未満の道路に白色の実線が引かれている場合は、道路の右側部分を見とおすことができ、反対方向からの交通を妨げるおそれのないときで、左側部分の道幅がその車両の通行のため十分でないときは、右側にはみ出しての追い越しが可能とされる(「はみ出し禁止」でない場所)。

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