「横一列表記」に「ハイフンなし」! 表記もカタチも激変してきたナンバープレート100年の歴史 (2/2ページ)

「シングルナンバー」は1967年以前に登録されたもの

 現在のナンバープレートに近い様式となったのは1955年のことで、ひらがなが追加されたのもこのタイミングだった。ただし4桁の数字の真ん中にはハイフンはなく、現在では存在しない「0」から始まる数字も存在していた。

 1962年にはついに4桁の数字の真ん中にハイフンが入ることになり、3桁以下の数字の場合は「0」ではなく「・」が使用されるようになり、ほとんど現代のナンバープレートと同じ表示方法となった。

 1964年にはそれまで漢字一文字で表していた陸運事務所を示す文字が変更となり、現在のように「横浜」や「足立」など複数文字表記となり、67年には分類番号も2桁となった。

 旧車などの世界でいう「シングルナンバー」とは、この分類番号が1桁の時代のものを指すため、1967年以前に登録されたナンバーということになる。

 そして1999年には分類番号が3桁となり、2018年には分類番号にローマ字が使用されるようになり、現在に至っているというのが簡単な日本のナンバープレートの歴史である。

 普段何気なく目にしているナンバープレートもじつは多くの変更を受けて現在の形となっていることがおわかりいただけたかと思うが、今後更なる変化はあるのだろうか?


小鮒康一 KOBUNA KOICHI

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愛車
日産リーフ(2代目)/ユーノス ロードスター/マツダ・ロードスター(2代目) /ホンダS660/ホンダ・オデッセイ(初代)/ 日産パルサー(初代)
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長距離ドライブ
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ザ・リーサルウェポンズ

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