2台前のクルマを感知! 正面衝突の被害を軽減! 買うなら付けたいクルマのスゴイ安全装備4つ (2/2ページ)

事故後に役立つ装備もぜひ付けたい!

3)正面衝突対応の自動ブレーキ

 対向車との正面衝突の可能性がある際に作動する自動ブレーキはクルマが普通にすれ違う車両と混同してしまうケースもあり、実用化が難しい安全装備だったのだが、ボルボやホンダの各車で幅広く採用されている。ボルボを例に挙げると正面衝突の可能性がある際に作動する自動ブレーキは自車が10km/h程度減速するとのことだが、双方が動いているため大きな運動エネルギーが生じているだけに、その効果は非常に大きい。

4)SOSコール

 SOSコールはクルマに内蔵された自車位置も分かる通信装置を使い、脳や心臓に代表される重篤な急病や事故の際にオンにするとオペレーターにつながり、現場に救急や警察を手配してくれるというものだ。SOSコールにはエアバッグが展開するほどの大きな事故の際にはその時点でオペレーターにつながり、応答がなければ現場に救急を手配してくれるので、意識を失ったとしても生還できる可能性は劇的に向上する。

 SOSコールは最新の日本車なら選べることが多いので、新車の日本車を買うならぜひ装着したい装備だ。

 安全装備の進化は著しいため、「新車を買う大きなメリットは安全装備の充実」とも言い換えられる。それだけにこれから特に新車を買うなら、クルマを買う理由は安全装備だけでもないのも事実にせよ、安全装備が充実しているなど、なるべく安全性の高いクルマを選びたいものだ。


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